2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

展望に関する本

物事が深まるといろいろなことが深化されるが,これもその1つで,山の展望に関する本。 筆者は,現代の山岳展望研究の第一人者として知られる田代博氏。1987年の出版なので,30年近く前から研究をしていたことになる。 コピーを持って行って山座同定…

山小屋に関する本

北アルプスを20回ほど訪れた中で小屋を利用したのは少ないが,縦走の際に注目することは多いので,興味の対象になった。そんな小屋を写真と文章で紹介した本がある。 小屋を選抜してその小屋の歴史などを紹介した本もある。 文章は少ないが,多くの小屋を…

北アルプス関係の本

山と渓谷社発刊の「カラーガイド」の中に「空から見た北アルプス」という本があった。 文章は別として,写真に関しては,私には不満だった。山は,仰ぎ見てこそ高度を感じるものであって,上からではよくわからなかったからだ。 「では,なぜそんな本を買っ…

いろいろな本

初めて連れられて行った時は,正直なところ乗り気でなかったが,大江川湿原に一面に咲くニッコウキスゲを見て印象が一瞬にして変わってしまった場所が尾瀬だ。 その後も併せて計4度も行った。1度目と3度目はバスだが,2度目と4度目は電車利用だ。 2度…

南アルプスに入る

地元静岡にある南アルプスに入ったのは,北アルプスに遅れること4年。 現在でこそ南アルプスでも食事付きの宿泊が当たり前だが,昭和の終わり頃はそうでもなく,さらに山が大きく,小屋間も長い南アルプスは,敷居が高過ぎる場所だった。 そこでまず行った…

立山・剣と白馬岳

槍・穂高に次ぐ人気を誇るのが立山・剣だろう。 観光客にとっても,上高地よりも行き易いとも考えられるし,交通手段もいろいろと選ぶことができる。それに何よりもいいのが,それらの終着点となる室堂の標高が高いことだ。 なお,私はなぜかいつも名古屋方…

上高地への想い

昨年の10月に焼岳に行った。焼岳と言えば切っても切れないのが上高地。長野県に数ある山岳観光地の中でもおそらく最上級の位置づけと思われる風光明媚な土地だ。 北アルプスでの最初の燕岳からの単独縦走で下山して来た時には,そのまま帰るのではもったい…

山梨県での山歩き

5月~11月は,山梨県の山に行くことが多かったので,山梨県関係の本が何冊かある。 まずは30年ほど前に発行された本で,紀行文が楽しい。 次は,15年ほど前に選定された山梨百名山についての本。写真がきれいなのが特徴の1つ。 次いで山と渓谷社によ…

愛知県での山歩き

13日に渥美半島の山に行ってきた。愛知県の山に行ったのは,10年ぶりとまでは行かないかもしれないが,随分と久しぶりだった。 安倍山系の調査で中秋~浅春までは行けず,最高峰が1500mに満たない愛知県の山は,歩く時期が極めて限られる。 そんな…

『安倍山系』の売れ行き

某書店から「『安倍山系』の上巻と下巻を10冊注文」の旨のメールが入った。 この書店では下巻の発売以来,約3か月で55冊も売ってくれた。正直なところ最近1か月は,売れ行きが鈍っていたが,1か月平均18冊。約2500円の本が2日に1冊は売れてい…

旧石部隧道の遺構

一昨日に高御所トンネルのことを書いたところ,鉄道好きの方々から言葉をいただいた。以前に書いた東海道本線旧石部隧道のことをその方々が読んでくれているかどうかはわからないが,その時は,写真を1日に1枚ずつしか紹介しなかったので,今回は改めてま…

巻雲系の雲が魅せる

先週の金曜日の昼休み,巻雲系の雲がいろいろな形を見せてくれた。 濃密になった巻雲が斑状をなしている。 2枚目の物と比べてさらに濃密。

トンネルを確認しに行ったが

東海道本線の掛川~袋井に「高御所(こうごうしょ・※1)トンネル」がある。 電車に乗っていて線形の曲がり具合を見ると,上り・下りのトンネルのどちらが複線時に造られたがわかる。しかし,それがどちらであったか忘れてしまったので,100mほど西にある…

ほうおう座流星群

一昨日の夜にBSプレミアムでほうおう座流星群のことを取り上げた番組があった。NHKのこの類の番組は,良質な物が多いが,その中でもまさに珠玉の内容だった。 ほうおう座流星群は,1956年第一南極観測に向かう「宗谷」の船上で目撃され,それ以来不…

朝焼け

朝6時過ぎには勤め先に着いていて,仕事の準備がひと段落する頃が朝焼けの時間帯になる。世間一般では雲が無くても朝焼けと言えるが,私としては雲が無くては朝焼けとは言えない。 巻積雲と巻層雲が染まっている。 1年1か月前の朝焼けと似ていると感じた。

豊橋鉄道渥美線

渥美半島の山を縦走したことを,来年の某誌に載せることがあるかもしれないので,そこまでの交通機関を調べておくことも大切である。 一番気になっていたのが豊橋鉄道渥美線の三河田原駅だ。我が家にある資料では駅舎が北側にあるのだが,最近の航空写真では…

水星を見る好機

今日の夕方,西の地平線近くに輝いている金星のすぐ右下に星があることに気がついた。「水星」と直感し,先ほど調べてみたら,どうやら間違い無いようだ。 水星は,太陽の近くを回る惑星なので,太陽からの離角が小さく,見る機会は少ない。天動説を唱えたこ…

読み鉄-名列車シリーズ

この本で言っている「名列車」とは,普通列車よりも速い優等列車のことで,快速,準急,急行,特急のことだ。 中央線で活躍した幾多の名列車が紹介されている。読んでいて特急よりも急行よりの話が面白く,食堂車が連結されていたという現代では信じられない…

好みにもいろいろ-読み鉄

鉄道好きが好む分野を表す言葉として 撮り鉄,録り鉄,乗り鉄などの言葉がある。乗り鉄にしても,車両に乗ることを好むのか路線に乗ることを好むかで違いがあるだろう。 こうしたことは,何の分野においてもある。天文分野で言うなら,私が最も好むのは,月…

掛川駅西方の踏切3題

下の踏切を見て気づくことがあるだろうか? よく見ると警報機と遮断機が4つある。 これは,手前に東海道本線,奥に天竜浜名湖鉄道がある。2つの踏切の間は,車が2台程度入ることができ,稀にだがその間で2つの警報機が鳴ることがある。 そこから250m…

『鉄道伝説』を補完する書籍

BSフジに『鉄道伝説』という番組がある。鉄道全般についていろいろな話題を紹介するが,中でも多いのは車両の開発史だ。しかし,番組を見ただけではわからないことや疑問が湧くことがある。その補完に適した書籍がある。逆にその本での疑問点が『鉄道伝説…