北アルプスとその周辺の山

鷲羽岳

新聞記事である。 鷲羽岳には2度行ったことがある。1987年8月13日と2001年8月4日だ。 前者は,新穂高温泉から折立へ,後者は高瀬ダムから新穂高温泉へ抜けた。

日本の火山27-御嶽山

多くの死傷者を出した2014年の噴火は,まだ記憶に新しい。

日本の火山26-焼岳

景勝地として知られる上高地のすぐ近くにある。有名な大正池も焼岳の爆発に起因する。 火口湖

涸沢カール

北アルプスに興味がある人ならば一度は訪れたい場所だろう。ここには涸沢ヒュッテと涸沢小屋という2軒の山小屋があるが,「どうせ訪れるならテントで」という人も多かろう。 私もテントを張ったことが2度ある。一度は1983年8月14~15日,もう一度…

山の湖や湿原8-焼岳

焼岳は,北アルプスにある活火山である。 活火山の山頂部には,この写真にあるように,火口湖が残ることがある。白山・乗鞍岳・御嶽山には,複数の火口湖がある。 2014年10月16日 焼岳は,1915年に大爆発を起こし,眼下を流れる梓川の流れを堰止…

北アルプス関係の本

山と渓谷社発刊の「カラーガイド」の中に「空から見た北アルプス」という本があった。 文章は別として,写真に関しては,私には不満だった。山は,仰ぎ見てこそ高度を感じるものであって,上からではよくわからなかったからだ。 「では,なぜそんな本を買っ…

立山・剣と白馬岳

槍・穂高に次ぐ人気を誇るのが立山・剣だろう。 観光客にとっても,上高地よりも行き易いとも考えられるし,交通手段もいろいろと選ぶことができる。それに何よりもいいのが,それらの終着点となる室堂の標高が高いことだ。 なお,私はなぜかいつも名古屋方…

上高地への想い

昨年の10月に焼岳に行った。焼岳と言えば切っても切れないのが上高地。長野県に数ある山岳観光地の中でもおそらく最上級の位置づけと思われる風光明媚な土地だ。 北アルプスでの最初の燕岳からの単独縦走で下山して来た時には,そのまま帰るのではもったい…

長野県の山巡り-焼岳5

登りの時に出会ったダケカンバ林の黄葉を上から見下ろした。 梓川を挟んで対岸にある霞沢岳は,下半分が見事な黄葉に包まれていた。登る時は,下半分に陽があまり当たっていなかったためか,黄葉がばっとしていなくて,陽光のありがたみを改めて知る機会にな…

長野県の山巡り-焼岳4

穂高を拡大して撮ってみた。山ひだの多さは,壮年期の山であることを感じさせる。左にある奥穂高岳と右にある前穂高岳とを結ぶ吊尾根が見事で,その下にある岳沢(岳川谷)は,上高地から穂高を仰ぐ人には,名前は知られなくても,穂高の素晴らしさを演出する…

長野県の山巡り-焼岳3

北峰の東にある鞍部では北の大展望が利いた。穂高はもちろん,その左奥に槍ヶ岳が見え,眼下には上高地。 北峰に登るとまさに360度の展望が利き,西には飛騨の名山である笠ヶ岳が見えた。この角度からはわかりにくいが,頂上の右下に圏谷(カール)があり,…

長野県の山巡り-焼岳2

ダケカンバの林がある場所を登って登り着いた場所は,南峰と北峰との鞍部。その西側に火口湖がある。 北峰へ向かう道の左に噴気を出している場所がある。噴気の右は,硫黄分の影響で白~黄になっている。 風向きによっては噴気を浴びて歩くことになる。シュ…

長野県の山巡り-焼岳1

3泊4日で長野県の山を巡ってきた。1日目は移動で,道の駅にらさき泊。とにかく寒かった。明け方に出発して8時過ぎに中ノ湯の上にある登山口着。 同行者が「あの雪を被った山は何ですか?」と聞くので,そちらを見たら穂高が眼前にあった。 歩き始めて少…

山小屋

幕営派なので山小屋の利用は少なかったが,いろいろな思い出はある。 まずは八方池山荘。2度泊まったことがある。1度目は残雪に恐れをなしてすごすごと引き返すことになったが,2度目は蓮華岳まで縦走している。下界と山との接点にある感じで,朝食は7時…

御嶽山

帰りが遅かったので,今日の写真は1枚だけ。 御嶽山の山頂一帯には5つの池があり,御嶽山の山頂部を巡る旅は,池巡りでもある。ちなみに,その他にも「六ノ池」と呼ばれる窪地がある。写真に写っているのは二ノ池で,最高点と二ノ池との間には一ノ池があり…

空白地帯

北アルプスに20度も行ったので,いろいろな所を歩いたが,いくつかの空白地帯がある。 西穂高~奥穂高,大キレット,三国境~朝日岳,早月尾根である。そして,蓮華岳~烏帽子岳という長い区間が空いている。 蓮華岳には2度行っているが,いずれもそこで…

双六岳周辺

北アルプスに何度も通っている内にお気に入りの場所ができてきた。双六岳付近から薬師岳辺りである。たおやかな感じの山容で,緑が豊かなのが魅力だ。 双六池付近からの鷲羽岳。左奥には水晶岳。 西鎌尾根。「鎌尾根」らしいのは,槍ヶ岳に近い辺りだけで,…

鏡平

鏡平は,白馬岳や槍・穂高の次に行きたかった場所で,計3度も行っている。 初めての時は,新穂高温泉から入り,雲ノ平と高天原を巡って折立に下った。これは,その時のもの。 2度目の時は,上高地から蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~槍ヶ岳~双六池である。し…

槍・穂高

山歩きを始めた頃は,多くの人がそうであるように,槍・穂高や白馬岳に憧れた。 槍の肩には3度行っている。その内で登頂したのは2度である。 私が行った頃には,下りる場所で足元が見えず,下にいた人に足をどこに置いたらよいかを見てもらった。現在では…

後立山連峰

「後立山連峰」とは,大雑把に言うと,北アルプスの白馬岳から北葛岳辺りまでを指す。この辺りは,計5度訪れている。 初めての時は,八方尾根から唐松岳を目指した。この宿には14年後にも泊まった。 とは言っても,初めて行った時は,残雪がどの程度ある…

立山

立山は,計4度行っている。初めて行った時は,あいにくの天気で全く駄目だったが,その後の3度は,花が多い山,きれいな山という印象が残っている。 1989年8月22~26日の4泊5日では,雷鳥平に幕営した。1日目は立山入り,2日目は立山連峰縦走…