2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

石部トンネルの上2

石部トンネルの上にある石部立坑換気所への道は,なかなかの展望地だった。 手前は,持舟城址がある70mを越える峰。中央左に竜爪山,その右に高山。この写真には無いが,右には駿河湾が見える。

石部トンネルの上1

きのう紹介した赤坂峠にかすれ掛かった文字で「石部立坑換気所」と書かれた道標があった。 「石部」とは国道150号の石部トンネルのことで,要するにトンネルの換気施設があるということだ。途中に富士山方面が見える場所や駿河湾が見える場所があってなか…

赤坂峠

『安倍山系』の上巻に「安倍山系の山・山稜・峠・川・沢」という略図を折り込んだ。しかし,調査を重ねる内に書き落としたものがあることがわかってきた。 きのう訪れた赤坂峠もその1つだ。 場所は,東海道本線用宗駅のすぐ西側にある。ここは,「最古の東…

望岳都2

「望岳都」という言葉は,街の中から見る山岳風景を前提としている。下の写真は,市街地から外れた場所で撮っているので,この写真をもって「静岡市が望岳都」とは言えないが,よく見えている写真なので紹介する。 撮影地は,日本平の東の一角にある「望嶽台…

望岳都1

「望岳都」とは,山を数多く眺められる町という意味で,山の展望について書かれた本で,静岡は,そうした町の1つとして紹介されている。 これは,日本平の西の中腹から撮った写真。 左に大無間山が大きく,中央右に聖岳,さらに右に赤石岳が見える。

杉原山5

「登山口に行くまでに迷った。」という話は,山歩きをする人ならば一度は経験したり聞いたりしたことがあるだろう。 『安倍山系』で最も気を配っているのは,登山口までの記述で,杉原山のように市街地に登山口がある場合は尚更だ。杉原山の登山口は,民家と…

杉原山4

杉原山の頂上は,東西に長く,西寄りの場所では北西から北に掛けての展望が利く。左奥には大山~突先山~中村山,その右奥には大無間山,右には文珠岳と薬師岳からなる竜爪山。中央手前の山には,51.8m四等三角点「南矢部」がある。

杉原山3

杉原山での北の展望。左端に文珠岳と薬師岳の竜爪山,その右に高山,中央奥に高ドッキョウ。右端奥に毛無山が見えているが,下の写真ではわからないかもしれない。

杉原山2

富士山の右には愛鷹連峰が見えています。左端が最高峰の越前岳,中央辺りが位牌岳です。いずれも雪が積もっています。市街地から5分程度の場所でこれだけの展望が利くのはなかなか無いと思います。

杉原山1

今日は,清水の市街地に程近い杉原山に行ってきた。Sさんに教えられて半年ほど前に知った山だ。 Sさんによると,清水の中でも富士山の最高の展望地とのこと。

山中にある九頭龍神社

高草山で調査をしていたところ,中腹の農道沿いに神社の由来が書かれた看板があった。人気の全くしない山中なので,どんな物があるのかと思って入ってみた。勧請された昭和25年当時は,お参りする人がいただろうが,現在どれだけの人がお参りに訪れるのだ…

猫が多かった

先週の日曜日は,『安倍山系』の調査であちこちを巡ったが,3箇所で猫を見た。 1箇所目は,日本平の吟望台の近く。近くには土産屋が何軒かあるので,そこで餌をもらっているかもしれない。 2箇所目は,望嶽台のすぐ横。この近くには民家は無く,いったい…

秋葉山常夜灯

『安倍山系』下巻の調査で高草山北麓の本郷集落に行った時に古めかしい常夜灯を見掛けた。傍らにある説明板によれば,秋葉山常夜灯で,天保14年(1843年)作とのこと。 17年にわたる調査では,山の近くにあるすべての集落を訪ねている感じなので,実に…

日本平の調査4

徳富蘇峰が命名した展望台の残る1つである望嶽台の石碑は,Sさんが以前から知っていて,車で案内してくれた。眼下には三保半島が三保湾が,左前方には富士山が見え,「望嶽台」の名に恥じない場所だった。 しかし,想定内ではあったものの,そのすぐ下にあ…

日本平の調査3

吟望台の南方に鍾秀台があると考え,1か月前にSさんが確認したところ,50mほど南方の藪の中に石碑を見つけた。今回は,それを確認しに行った。ちなみに,鍾秀台のことは,日本平の山頂公園の完成予定図にも記されていた。 それはともかく,吟望台から3…

日本平の調査2

i日本平の頂上には「吟望台」と刻まれた石碑がある。「吟望台」とは,ずいぶんと古めかしい名前だと思っていたが,調べてみると,昭和10年頃に当時の思想家である徳富蘇峰が,日本平の頂上とその付近にある4つの展望台を命名し,その1つであることがわ…

日本平の調査1

『安倍山系』下巻の調査で日本平にある物を確認しに行った。 山頂付近にある樹木が,ライオンと熊の形にしてあった。こうすることで,小さい子を連れた家族連れを呼び込むことができるだろう。他にもきりんの形にした樹木があった。カメラの調子が悪くてピン…

小惑星・新星・超新星

昨日は,彗星の命名法について書いたので,今回は,小惑星・新星・超新星の命名法である。しかし,面白いのは小惑星だけである。どう面白いかと言うと,発見者が自由に名前を付けられるのだ。 本当だったかどうかは定かではないが,「やきいも」なんてのがあ…

裸婦女医彗星-彗星の命名法

アイソン彗星の崩壊について書いた時にラブジョイ彗星についても触れた。2ちゃんねるでは「裸婦女医彗星」と書く輩もいるが,言い得て妙ではある。 今回のラブジョイ彗星は,最大光度が4等級程度だが,2年前の今頃に出現したラブジョイ彗星は,まさに大彗…

平凡な雲だが

昨日の午前に現れた雲。どんな感想を持つだろうか。 私が雲を眺めていると,居合わせた同僚の20代の女性が「きれいな雲ですね。」と言ってくれた。うっすらと浮かんだ平凡な雲でも,心を動かすものがあった。

不覚-水星食だったのか

一昨日の6時頃,勤め先の駐車場から玄関に向かう時に東の空に非常に細い月が見えた。こうした細い月をいくつか見た経験からして朔の30時間ぐらい前と推察した。後でわかったことだが,朔の約27時間前で,夕方に見える月なら月齢1.1に相当する。 貴重…

調査が無駄に終わった感じ

先週の日曜日は,『安倍山系』下巻の調査で,藁科川の最奥近くに行って来た。 天狗石山から10分ほど東に行った鞍部に奥大井湖上駅からの道が延びてきているが,そこから崩野川方面に向けてテープのある道が下っている。 インターネットで調べてもその道が…