本当だったかどうかは定かではないが,「やきいも」なんてのがあったと記憶している。
特筆すべきは,1054年のもので,その超新星があった場所には,現在「M1」あるいは「かに星雲」と呼ばれる天体がある。その天体を30年ぐらい隔てて撮った写真を見比べた天文学者が,その天体が拡がっていることに気づいた。ことの詳しい経緯は,忘れてしまったので省略するが,その天体の場所に超新星が現れたことが,平安時代に藤原定家によって書かれた『明月記』によって裏付けされた。つまり「超新星が星の爆発の姿である。」ということが証明された。何とも壮大な話だ。
写真(インターネット上のもの)は,その天体だが,私は,この天体を望遠鏡で見たことが無い。