2012-01-01から1年間の記事一覧

今年の重大ニュース第1位~第3位

昨日に続いて自分においての重大ニュース,その内の第3位~第4位である。 第3位は,6月6日に起こった金星の日面経過。 天文屋の端くれなので,30年以上先の天文現象を待つことがある。金星の日面経過は,中学生の時から待ち続けていたが,2004年…

今年の重大ニュース第4位~第7位

今年の自分においての重大ニュースをまとめてみた。個人のことなので,とても10は無いが,7つをまとめてみた。今日は,その内の第4位~第7位である。 第7位。 自分が10年来通っていたすし屋の閉店である。しかし,閉店とは決まっていない。詳細は省…

今年の三大ニュース

今年の山歩きを振り返ってみる。 正直なところ,今年も『安倍山系』の調査に明け暮れたのが本音だ。しかし,安倍山系の調査では「これだ!」ということはほとんど無い。 最も思い出に残っているのは,8月下旬に2泊3日で行った志賀高原方面だ。高校2年の…

地道な物事の積み重ね

もう何度も書いたような内容だが,『安倍山系』のための調査は,地道な物事の積み重ねだ。 今年の2月に行った黒俣川流域にある中村集落からの周回も典型だった。 林道を歩いている内に以前には見落としていた山道に気づき,それを歩いてから別の道を辿って…

方ノ上城址(石合山)

高草山界隈には城址がいくつかあり,それらもすべて紹介するつもりでいる。 方ノ上城址は,6年前に調査済みだが,地元の人たちによって新道が整備されたようなので,再調査の必要が出てきた。 2年前に作られた案内板。 窪地にある「幻の池」。籠城戦になれ…

高草山西面の登山道

予告していた通りに高草山に行ってきた。実は,あまり乗り気でなかったのだが,昨日のブログで宣言してしまったので,行く羽目になってしまった感があった。とは言うものの,調査が片付いて良かった。 高草山の西面には,何本かの登山道がある。今日は,それ…

「新道情報があると」の続き

新道を調べたり以前に歩いた場所を再調査したりして3時間ぐらい使ったが,まだ時間があったので,高草山も再調査することになった。 高草山は,里に近いだけあって,登山道がとにかく多い。それらの中で調査時期が古い道は,調査精度が低いので,再調査の必…

新道情報があると

ネット上で安倍山系の新道を知ることがあり,調べに行くことがある。満観峰から南西へ延びる尾根に絡む新道を調べに行ったことがある。 新道の情報から推察して行った所に登山口があり,そこから尾根に登ると,1年2か月前には通った場所に出た。そこにはベ…

宝永山

二ッ塚に行った年は,富士山須山口から二ッ塚,富士山御殿場口から小富士,富士山富士宮口から宝永山を目指した。富士山本峰に登る気は無いが,富士山の寄生火山を登りたいと思ったからだ。 宝永山を目指したのは9月。とは言っても,初めから宝永山を目指し…

二ッ塚2

昨年の5月に某誌に案内を載せる必要から二ッ塚を改めて訪れた。 登山口は,富士山須走口にあり,そこから歩きづらい砂礫地を登った。 上塚と富士山。 幕岩から富士山須走口への途中にある樹林。前年の秋とは全く違う様子だった。新緑と紅葉の時期にも訪れて…

二ッ塚

富士山の南東の中腹に「二ッ塚」という双子のような山がある。いずれも富士山の寄生火山である。 ここに行ったのは,一昨年の9月と昨年の5月。 まずは,一昨年の9月の山行を紹介する。 西方から望む二ッ塚。左手前が上塚,右奥が下塚である。 手前に咲く…

大井川鉄道井川線

安倍山系は,北西部では大井川流域になっているので,その方面の調査では,大井川鉄道井川線を見る機会が多い。 猿見石山や青薙といった山では,遥か下方から井川線の列車が線路とこすれる音が聞こえることがある。 この井川線は,鉄道愛好家にとっては垂涎…

七面山~八紘嶺

七面山から八紘嶺への縦走は,長年の夢だった。ここに紹介する山行の4年前の正月に挑戦したものの,大雪のせいで七面山で引き返しを余儀無くされた。 奥の院での夕食。 敬慎院。車道が通じていない標高1700mを越える山の中に建物群があることに驚かさ…

大段山

中巻には,中保津,大棚山をはじめとして数多くの寂峰が載っているが,大段山は,その中でも食指を動かす人が少ないと思われる。昨年の1月に訪れた時の記録だ。 寂峰とは言っても,二等三角点がある。しかし,頂上から外れた場所にある。 送電線鉄塔が建つ…

相俣再訪

先週に未調査の道が見つかったので,再び相俣に行ってきた。 民家の左にある石段の道を入った。 2時間半後に下って来たのは,上の写真から150mほどしか離れていない民家の横。 最後は,吊り橋を渡った。吊り橋は,静岡市に多いらしい。この100mほど…

大棚山

安倍山系には多くの寂峰がある。大棚山もその1つだ。とは言っても,静岡市街地からそう遠くは無いし,藪山入門という位置付けの山なので,訪れる人はけっこういるようだ。最近では山岳トレイルの大会で越えて行く山になったので,相当数の人が入山する日が…

高草山周辺にて

下巻では,安倍山系とは言い難いが,安倍山系に隣接する山も紹介する。焼津市にある高草山や虚空蔵山がそれに当たる。 虚空蔵山の調査は,2006年5月に終わっている。 調査したものの,日の目を見ない道もある。ここからの道が花沢山への道につながって…

調査の一端

『安倍山系』のための調査は,山行で正確な記録をとることがもちろんだが,登山口も正確に入念に調べる必要がある。登山口やそこから既に調べてある場所までの道を1日にいくつも調べるだけで終わることがある。 ここからはかつて歩いた尾根の再調査に行った…

大岳

一昨年の12月から昨年の3月までは,大岳に何度も通った。前日に紹介した中保津よりは訪れる人が多いだろうが,一般道の無い寂峰である。 まずはかつての山越えの道を訪ねた。旅人を見守ったであろう地蔵がある。 一般の人が来ない山中に造成された場所が…

四十八池と大沼池5

裏志賀山からの大沼池。右上の赤石山に3時間ほど前にいた。 四十八池を見下ろす。 渋池と横手山。

四十八池と大沼池4

再び来た四十八池。高校2年の時に来た記憶が無いのは,おそらく裏志賀山から下って来たものの,寄らずに行ってしまったからだと思われる。 池の水面が風で波立ち,志賀山と裏志賀山を投影しないのは残念。 写真には写っていないが,登山客と観光客を合わせ…

四十八池と大沼池3

大沼池に下って来てまずは腹ごしらえ。池畔にある小屋でおでんを頼んだ。 2時間ほど後に行くであろう裏志賀山。左手前にある白い細長い花は,秋を告げる花の1つであるサラシナショウマ。この写真には無いが,ヤナギランもまだたくさん咲いていた。 先ほど…

四十八池と大沼池2

四十八池から赤石山方面への尾根で歩いていない所をつなぐために向かった。 中央左は,前年に登った岩菅山。 眼下に大沼池が見えた。中央右の建物は,東館山のゴンドラリフト駅。 当初は,未踏の尾根を歩いた後に四十八池まで戻り,裏志賀山から大沼池を見る…

四十八池と大沼池1

芳ヶ平に行った翌日,再び志賀高原に向かった。 早朝5時半頃,車道沿いにある木戸池には朝霧が立ち込めていた。もう少し手前で撮るともっといい写真が撮れたかもしれないが,先を急いでいたので戻る気にはなれなかった。 歩き始めて15分ぐらいの前山湿原…

芳ヶ平3

お花畑というほどのものは無いが,そこかしこに花が咲いていた。これはヤマハハコ。 三角点屋の副業も持っているので,草津白根山の駐車場へ登り返すまでに3点の地殻変動観測点の確認をするのも目的だった。結果は,2勝1敗。 山行後は,志賀高原を通り過…

芳ヶ平2

眼下に芳ヶ平が見えてきた。池が3つ見える。 午後とあってねぼけた感じの写真だが,池に風景が映るのはいい感じだ。 山の番組のみならず,旅の番組にも登場する芳ヶ平ヒュッテ。小屋の管理人は,自動車で乗り付けることができる。

芳ヶ平1

御飯岳・破風岳・土鍋山と,志賀高原とその周辺の山が続いたので,その辺りのことを一気に書こうと思う。今年の8月下旬に書いてはいるが,その時には写真添付でなかった。 草津白根山の駐車場に車を置き,バスで渋峠へ向かった。運賃は450円。車道沿いに…

破風岳と土鍋山

毛無峠から破風岳を往復してから2年後の今年の夏に五味池破風高原から破風岳と土鍋山を目指した。 土鍋山は,考えようによっては御飯岳よりも手強い藪山だ。とは言っても,道形がはっきりしているので,それほどの苦労も無く行くことができた。 土鍋山の頂…

破風岳

御飯岳から毛無峠に戻って来てから破風岳を目指した。その前年に五味池破風高原に来ていて,いずれそちら側から破風岳を目指す予定があるので,毛無峠からの道を事前につなげておきたかったからだ。 聳え立っているよに見えるが,意外にも30分で登頂できる…

御飯岳

川俣川東沢渓谷を後にして,その日の泊まり場所は草津温泉。翌朝早く長野県・群馬県境の毛無峠に向かった。目指す山は,御飯岳。藪山として認知度が高い山である。 毛無峠の南側には小串鉱山跡の荒涼とした風景が広がる。ここにはかつて鉱山関係の人が多く住…