2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鯉ヶ滝(恋仇)

安倍峠を源流とするサカサ川の林道豊岡梅ヶ島線沿いに鯉ヶ滝(恋仇)がある。名称から察せられるように謂れがあり,説明板に書かれている。 落差は,見た目で50mぐらい,地形図からの判断ではもっとあるようだ。

新緑の中を歩いてきた

八紘嶺から下って来たのは,林道豊岡梅ヶ島線。下の写真がその場所で,車が20台ほど停めることができる。そこから仰ぎ見る山は,まさに新緑の真っ只中だった。

八紘嶺と白崩

八紘嶺にある三等三角点の名称は「白崩」である。 八紘嶺の名称は,昭和10年代の日本の国家戦略原理の「八紘一宇」から名付けられたもので,それよりも前は白崩と呼ばれていたらしい。 八紘一宇に由来する名称を嫌う人もいるかもしれないし,隣りの山が「…

ツツジのトンネル

八紘嶺に着いたらいくつかのブログで見掛ける顔の方がいた。静岡市在住のK山氏だ。5年前に同じく八紘嶺で会っている。お互いに予定を確認すると,大谷崩ノ頭方面に行くことがわかり,同行することにした。 K山氏の5年前のブログでその方面にシロヤシオと…

安倍奥三山

安倍川の源流部にある,山伏,大谷崩ノ頭,八紘嶺を指して「安倍奥三山」ということがある。八紘嶺に登る途中に山伏と大谷崩ノ頭がよく見える場所がある。下の写真がそれで,右のずんぐりとした大谷崩ノ頭の左奥に山伏が見えている。 左手前の花は,昨日と同…

安倍山系東稜の眺め

八紘沢ノ頭(1881m峰)を過ぎると展望が利くようになった。振り返ると安倍山系の東稜が見えた。中央の谷は安倍川によるもので,右には二王山や込岳などが見えた。右手前はミツバツツジ。

残雪の南アルプス望見

八紘沢ノ頭(1881m峰)の手前で雪をまとった山が見えた。それは,後で上河内岳とわかったが,雪の量が少なかったので,写真を撮る意欲は湧かなかった。しかし,下の写真のいかにも「銀嶺」という感じの聖岳が樹間に現れた。

八紘嶺のミツバツツジ

八紘嶺にシロヤシオが咲く時期にはミツバツツジも咲く。天津山(下十枚山)でも同様だ。 今年もミツバツツジを何度か見たが,今回の山行で見た物が最高だった。

富士見台

「富士見」という地名は,東京都内だけでも相当数があるが,安倍山系にも八紘嶺への登りの途中にある。 富士山だけでなく,左方には毛無山地が見える。

身延山地

七面山や篠井山がある山域を身延山地と呼ぶ。八紘嶺で接続する山域なので,富士見台辺りからその方面が見える。 七面山から八紘嶺までの縦走も可能で,山行をよく共にするSさんは,その尾根を「七八尾根」と呼ぶ。

青空を背景にしたシロヤシオ

新緑や紅葉の葉を陽光に透かした写真を見たり撮ったりする方は多いと思う。シロヤシオもそれに適した花で,実際に多くの写真を見掛ける。 今回の山行ではそれを狙ったが,ちょうど適した木が無く,せいぜい青空を背景にする程度だった。

八紘嶺のシロヤシオ

6月1日にシロヤシオの花を見に行った。天津山(下十枚山)か八紘嶺のどちらにするか迷ったが,まだ見ていないことと,人が少ない,という2点から八紘嶺に決めた。 しかし,5年前の5月31日に八紘嶺に行き,山行記には「シロヤシオを見た。」と書いてある…

『安倍山系』下巻-夜に駐車場確認

4月末に入稿した『安倍山系』下巻の仮刷りができ上がってきて,この2週間は,それの校正に時間を費やしている。そんな時にいろいろな場所の駐車場の中で収容台数を記してなかった3箇所が気になってきた。記入しなければそれでも構わないのだが,それでは…

満開のムシカリ

本栖湖方面へ向かうために国道139号を走っているとムシカリ(オオカメノキ)の花が満開だった。大きな木では,200mも手前から花が咲いている様子がわかるほどの咲き具合なので,帰りにはそれをぜひ撮りたいと思っていた。しかし,車を停めるのに適した…

中之倉峠付近に行った意味が無かったか?

中之倉峠にほど近い場所にある旧五千円札と千円札の撮影場所から下って来たら,同行の女性Iさんが「ここだって本栖湖と富士山が見えるじゃん。上で見なくても構わないような・・・。」と言った。 しかし,下の写真と昨日に紹介した写真を見比べてもらいたい…

旧五千円札・千円札の富士山

「中之倉峠」は,旧五千円札と千円札に印刷されている富士山の撮影地である。これもこの山行の目的だった。撮影地には転落防止の柵が作られている。 富士山は,山頂付近しか見えないが,見えただけで良しとしておこう。御坂山地での踏み跡を延ばすために,今…

中之倉峠付近の石標

中之倉峠のすぐ手前の三差路に高さ30cmほどの石標があり,下から来る道に面した側には「向ッテ左ハフルセキ」,中之倉峠から来る道に面した側には「向ッテ 左ハシャウジミチ 右ハモトスミチ」と刻まれていた。「シャウジ」とは「ショウジ=精進」だ。 昨…

新緑の尾根を行く

1328m峰を左折して目指したのは中之倉峠。本栖湖の北側に連なる尾根には,以前には一般道が無かったが,最近では山岳トレイルも行われる歩き易い道がある。また,広葉樹が主体の尾根ということもあって,新緑を楽しむ点でも最高の時期だった。

御坂山地の踏み跡を延ばす

パノラマ台のすぐ北方に1328m峰がある。18年前は,正面から来てパノラマ台へ向かった。正面方向は,王岳や黒岳などを経て笹子峠まで分割して歩いてつながり,さらにその先の小金沢連嶺を経て奥秩父連嶺の支稜にある板橋峠までつながっている。 132…

特徴ある樹形

パノラマ台で四囲の展望を楽しんでいる内に面白い形をした木があることに気づいた。こんな所まで来てわざわざ剪定をすることは無いと思うので,自然にこのような形になったのだと思う。

精進湖の眺め

パノラマ台からは,南西側の本栖湖だけでなく,北東側には精進湖が見える。と言っても,精進湖の南西ヘリは,パノラマ台に近過ぎて見えず,北東側の精進集落付近が見える程度だ。中央右にある凸山は王岳。 ちなみに,パノラマ台からは西湖と河口湖も見えるの…

本栖湖の眺め

烏帽子岳からパノラマ台へ向かう途中で精進湖が見えた。左後ろには本栖湖がある筈だが,それが見える場所は無く、パノラマ台に着いてようやく見えた。 本栖湖の左にあるのは竜ヶ岳,奥にあるのは雨ヶ岳。手前の花はミツバツツジ。

烏帽子岳からの富士山

本栖湖畔からの登りは,新緑に包まれて気持ち良かったが,展望は全く無し。初めて展望が利いたのが烏帽子岳だった。富士山の左手前にあるのは寄生火山の大室山。