2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

長野県中部で寄り道した話5

八子ヶ峰を後にしてビーナスラインを走り,向かった先は,横岳ロープウェイの入口の少し下にある「三五十屋」というそば屋。実に7年振り。 店先にはきいれな花が咲いていた。 寒冷地である証拠として,庭先にはあじさいの花が生き生きとしていた。 食べたの…

長野県中部で寄り道した話4

八子ヶ峰公園から白樺湖ロイヤルヒルスキー場を登って尾根に出た所。先にあるのは,1721.6m峰。同じ標高の四等三角点が和田峠の北方にあり,同じ日に訪れたことがあるが,標高が同じであることに気づいたのは,何日も経ってからだった。 雨が降ってき…

長野県中部で寄り道した話3

八子ヶ峰公園から八子ヶ峰までには,夏から秋の花がそこそこに咲いていた。 まずはマルバタケブキ。 ハンゴンソウ。 ツリガネニンジン。 ヤマハハコ。 アキノキリンソウ。

長野県中部で寄り道した話2

まだ時間があり余っていたので,和田峠方面から鷲ヶ峰に登ることにした。 ビーナスラインに入った所できれいな花が咲いているのに気づいた。葉の形からしてマメ科だろう。 その傍らには黄色の花がお花畑状態だった。 「帰りに岡谷市にある『万治の石仏』にも…

長野県中部で寄り道した話1

笠ヶ岳,黒姫山,斑尾山に登るつもりで長野県北部に行ったものの,天気が悪くて1山も登らずに帰る羽目になった。しかし,それではいくら何でも寂しいので,行ったことが無い山などに寄り道することにした。 白樺湖を目指して走っている途中に蓼科牧場という…

長野県北部に行った話3

夕食は,今年で3年連続になるおかめ寿司。壁に掛けられていた時計が面白い。針が割り箸と楊枝。12時がいくら,1時鯛(?),2時海老,3時数の子,4時とり貝(?),5時たこかあわび,6時鉄火巻きとかっぱ巻き,7時かんぱち(?),8時まぐろ,9時たま…

長野県北部に行った話2

昼食後に目指したのは,志賀高原の玄関口である山ノ内町。長野電鉄の湯田中駅に「楓の湯」という温泉があるの。昨年も一昨年も入った。建物の前には足湯もある。 長野電鉄の車両。 こちらは,一昨年に撮った特急。 夕食までに時間をつぶす場所は,道の駅北信…

長野県北部に行った話1

20~22日で長野県北部にある笠ヶ岳,黒姫山,斑尾山に登る予定だった。 車を走らせている時から失敗続き。 岡谷JCで長野自動車道に入らなければいけないのに,勘違いをしていて中央自動車道を進んでしまった。時間のうえで損失約25分。 そして,降り…

夜の蝶 見参

これは,霧ヶ峰にある蝶々深山を南西側から撮ったもの。手前に咲いているのはレンゲツツジ。 同じく蝶々深山を東側から撮ったもの。 5年ぐらい前だと思うが,蝶々深山に登った時に同行のSさんが多くの登山者を見ながら「『夜の蝶』みたいな人は,いないも…

日食の本

天文書についての最終回。1991年7月11日にあった,皆既の最長時間が6分58秒にもなる日食だ。天文屋にとっては馴染みがあるサロスの周期でいうと,2009年7月21日に日本で見られた皆既日食の1サロス前のものだ。 見開きは,1963年7月2…

天体写真-月編

流星,彗星,星座に続いて,今日は月の本。 実際には,読み込んだ印象が無いのだが,天体写真の本と重ね合わせることによって,役立っていたのかもしれない。この本も星座の秋冬編と同じくオリオン座が表紙になっている。 月の撮影は,本ブログで紹介したば…

星座の本

星座にまつわる話,星雲・星団,二重星・連星などが紹介されている。 春夏編の表紙は,銀河系の中心であるいて座の方向。散光が多い領域だ。 秋冬編の表紙は,オリオン座。最もわかりやすい星座だ。この星座にウルトラマンの故郷であるM78星雲があるが,…

彗星の本

一昨日と昨日は流星の本について書いたので,今日は彗星の本。誠文堂新光社は,誠文堂と新光社が合併してできた出版社。表紙は,1976年に出現し,「20世紀最美」と言われたウエスト彗星。 次いで地人書館。「天地人」という言葉がある。それから「天」…

流星群に思う2-しし座流星群編

昨日紹介した本と同様に流星観測の解説書。こうした本を読んでも,実際には流星の観測はほとんどしなかった。天文愛好家としての一般教養という感じで本を買っていたこともあるし,あまたある天体及び天文現象で,流星よりも好んでいたことが他にあったから…

流星群に思う1-一般編

毎年この時期に新聞やテレビなどで「ペルセウス座流星群」が話題になるのはすっかり定着した感がある。 1998年のしし座流星群騒ぎの時は,行きつけの写真屋の主人が開口一番「流れ星がもっと雨のように流れると思っていましたよ。」と言ったのを覚えてい…

絵にもいろいろ

まずは蒔絵。もちろん漆による絵である。 これも漆によって描かれた「松皮菱」という模様。作者は,上の竜と同じ。 これは,何度か登場している彩色。 これも彩色だが,絵の具の主成分は金泥。作者は,上の羽衣と同じ。 大正時代の女流画家による彩色。90…

屋台の修復3

修復前の彩色。彩色とは,漆による蒔絵と違って,平たく言えば絵画だ。昨日の波模様に比べれば保存状態が格段によいが,約90年を経て色の脱落が目立つ。 屋台全体の修復を請けた漆業者が,京都の専門業者に見せたところ,「ぜひともうちでやらせてもらいた…

屋台の修復2

蒔絵とその周辺は,修復前でもまだ見られる状態だった。 しかし,修復後では歴然とした違い。 修復前は,腰欄間にあった彩色がほとんど落ちていた。 金泥による修復。欄間の上にある長押(横柱)と障子にも注目されたい。欄間の右と下の柱や左隅にある車輪は,…

屋台の修復1

私が参加している祭では,ここ15年ほど古い屋台の修復が盛んで,その中の1つの町を例にとってみる。 これは,修復前の平成21年。艶があるのは10年ほど前に修復した車輪だけで,80年前に漆を塗った本体には艶が無い。 そして,1年掛けて修復した平…

第二真富士 8A・松理

7月10日頃に某ブログで安倍山系にある第二真富士山のことが紹介されていて,ある登山口に 「第二真富士 8A・松理」と書かれた板が付けられていた。 『安倍山系』を持っている人なら即座に意味がわかると思うが,そうでない人にとっては「???」だろう…