屋台の修復1

 私が参加している祭では,ここ15年ほど古い屋台の修復が盛んで,その中の1つの町を例にとってみる。
 これは,修復前の平成21年。艶があるのは10年ほど前に修復した車輪だけで,80年前に漆を塗った本体には艶が無い。
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 そして,1年掛けて修復した平成22年。漆の艶が全く違う。
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 修復するために屋台を解体した。町内の人の弁では「バーベキューか何かの炊き付けに間違えて持って行かれそう。」で,屋台としての風格が何も無い状態。
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 修復前の欄干。先端にある彫金(飾り金具)の劣化がひどい。
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 修復後の欄干。(背景は掛川城)
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