立山・剣と白馬岳

 槍・穂高に次ぐ人気を誇るのが立山・剣だろう。
 観光客にとっても,上高地よりも行き易いとも考えられるし,交通手段もいろいろと選ぶことができる。それに何よりもいいのが,それらの終着点となる室堂の標高が高いことだ。
 なお,私はなぜかいつも名古屋方面から特急「しらさぎ」か特急「加越」に乗って富山から入るばかりで,信州側からトロリーバスなどを乗り継いで行ったことが無い。
 1999年に9年振りに立山を訪れた時に,立山の風景がきれいなことに改めて驚かされた。
 実は,立山には4度も行っている。初めては1987年。この時は,天気が最悪で,雄山の往復で終わってしまった。
 次は,1989年。雷鳥平にテントを張って4泊5日。2日目に立山縦走,3日目に大日三山往復,4日目に剣往復。 さらに次は翌1990年,笠ヶ岳までの大縦走。
 この本も前日の上高地穂高の本と同じく,立山・剣をいろいろな角度から紹介している。
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 穂高には登頂できないままでいたが,立山・剣よりも前に白馬岳に行った。この山も岳人の憧れだ。
 初体験の夜行急行「くろよん」に乗って白馬駅で下車して白馬大雪渓を登った。山中で3泊して扇沢に下った。
 その6年後に再び白馬岳に行き,晩夏の風吹大池は,人影が薄かった。
 南小谷から189系(?)の「快速」に乗ったら,電車通学の地元の子どもたちがランドセルを背負って特急型車両に乗っている様子に面喰った。その電車は,信濃大町から特急「あずさ」になった。
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