初めての駅寝

 1987(昭和62)年の8月に北アルプス新穂高温泉~折立の縦走をした時に初めての駅寝を体験した。
 行きは,岐阜から高山まで特急「ひだ」に乗った。山行記には「車両がいいことに驚いたが,気動車だけあって遅い。」と書いてある。
 帰りは,富山地方鉄道に初乗車し,富山からは特急に乗ってもその日の内に帰宅できないので,2本の普通電車を乗り継いで敦賀駅で泊まることにした。
 敦賀では,この年の5月小浜線北陸本線に乗り換えている。
 翌朝は,敦賀5時18分発米原行きの一番列車(気動車)に乗り,東海道本線で3本の普通列車を乗り継ぎ,掛川には10時32分に着いた。262.5㌔を5時間強だから順調と言えよう。
 両日共「青春18きっぷ」を使えば合計で3000円ぐらいの得になったが,その後に使う予定が無かったので,買うことは考えなかった。
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