行きは「しなの」,帰りは「あずさ」+「富士川」

 1992(平成4)8月,北アルプスの白馬岳に行った。
 行きは,新幹線+特急「しなの」という定番だが,いつもと少し違う。というのは,同行者がいたので,その人にも新幹線は「豊橋~名古屋」だけを無理強いさせる訳にもいかないので,掛川から新幹線に乗った。ちなみに,その方は,国鉄電気機関車の運転士をしていたとのこと。仕事に関わることをいろいろ聞いてみたかったが,的外れな答えしか返ってこなかったのでやめにした。
 帰りは,北小谷からだった。非電化の俗に言う大糸北線である。北小谷駅には駅員が1人いたが,現在では無人だろう。
 南小谷からは快速だが,下の写真を見てわかるように特急車両である。これが信濃大町から「あずさ」になる。8月26日ということで,長野県の北部では2学期が始まっていて,ランドセルを背負った子どもたちが乗ってきたのには驚いた。地元の子どもたちが通学に使っている訳だ。
 最近になって新幹線の中で私立学校に通うランドセル姿の子どもを見たが,当時は,特急車両にランドセルという何とも不釣り合いな印象がした。
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 この山行の約1か月前には,美ヶ原~白樺湖の縦走をやり,行きは「しなの」,帰りは「富士川」を利用しているので,この夏は,「しなの」と「富士川」に2度ずつ乗った。