行きは「きたぐに」,帰りは「ひだ」

 生涯最大の縦走である北アルプス立山笠ヶ岳を行ったのは,1990(平成2)年8月。
 行きは,米原まで普通を乗り継ぎ,そこから583系による急行「きたぐに」に乗った。まだお金が無い時代だったので,寝台ではなく座席車に乗った。しかし,混んでいたので,座席には座れず,三等寝台(床寝)。座席よりも寝易いので内心は喜んでいた。
 富山で富山地方鉄道に乗り換え,ケーブルカーとバスを乗り継いで約11か月振りの室堂に着いたのが8時頃。
 そして,5日後に新穂高温泉に下山し,高山から特急「ひだ」に乗った。キハ85は,前年の2月に運転を開始していた。
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 この時の山行で撮った最高の写真。遠くに見える凸山が笠ヶ岳。約6時間後にはそこに着いた。
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