『鉄道伝説』を補完する書籍

 BSフジに『鉄道伝説』という番組がある。鉄道全般についていろいろな話題を紹介するが,中でも多いのは車両の開発史だ。しかし,番組を見ただけではわからないことや疑問が湧くことがある。その補完に適した書籍がある。逆にその本での疑問点が『鉄道伝説』によって解決したこともある。
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 昭和30年代の特急の特徴をまとめると次のようになる。
 モノコック構造による軽量化とカルダン駆動措置による低騒音を果たした新性能電車が開発された。
 国鉄は,それを土台にした,「こだま」で知られる151系,小田急近鉄,南海と行った都会地の私鉄は,独自の特急車両を開発した。
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 昭和40年代は,国鉄では151系を土台にした485系が全国に展開し,583系という世界でも稀な電車が開発された。
 私鉄は,詳細は省くが,やや停滞の時代という感じ。
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 昭和50年代は,国鉄では北海道用の781系と「踊り子」や「新幹線リレー号」で活躍した185系が開発され,私鉄では昭和30年代の車両の更新に迫られるかのように新たな車両が開発された。
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