物事が深まるといろいろなことが深化されるが,これもその1つで,山の展望に関する本。
筆者は,現代の山岳展望研究の第一人者として知られる田代博氏。1987年の出版なので,30年近く前から研究をしていたことになる。
コピーを持って行って山座同定を楽しんだ人がいたことだろう。
3年後には続編が出版された。1冊目が4年で12刷まで行っているので,好評を博したことは間違い無い。
さらに5年後には続々編。
なお,副題が1冊目と3冊目は「山から見る山・町から見る山」,2冊目は「町から見る山・山から見る山」だが,2冊目の目次と内容からして1冊目と3冊目と同様だ。