渡御

3年に一度,お神輿が街を巡行することになっている。 まず9日から10日に日付が変わる頃に,神社である儀式が行われた。この写真を撮った直後に電気が消され,真っ暗闇の中で神様にお神輿に乗り移っていただいた。 街を行くお神輿。後ろに馬に乗った宮司…

祭が始まる

地元の祭りが始まる。いろいろな準備があちこちでされていた。 先週の日曜日に幟を上げる棒の準備がされたようだ。 観光にとっても大きな行事である。

祭が近づく

地元の祭が約1か月後に迫った。街にはそれを知らせるポスターが貼られるようになった、最近では,何種類ものポスターが競うように作られている。 凝った物を飾る店もある。この店は,毎年注目している。

全国版に出たよ

賢パパさんという方のブログを見ていたら,もう10年も前のことらしいが,テレビに出たことが書かれていた。その内容が実に決まっているというか,テレビ局にとっては実にありがたい役者ぶりだった。 下は,先週の土曜日のテレビ欄である。夕方の6:00か…

祇園祭

地元の神社で祇園祭が行われた。とは言っても,神事だけの極めて簡素な祭りだ。 左端にある石像は,どらエモン。「神社 どらエモン」で検索すれば出てくるだろう。 拝殿の中は,風通しがあまりよくない。しかし,それに耐えれぱ悪霊退散のご利益があったとい…

100年以上受け継がれている踊り

昨日の踊りに続いてこれも100年以上にわたって受け継がれている踊り。幼児から小学校2年までの子が踊る「桃太郎」。昨日と同じく東海道筋にある伝統町のものだ。演奏は,その場で行われる生であって,CDの類ではない。踊りが終われば歌舞伎から取り入…

祭-受け継がれていくもの

祭の3日目,旧東海道筋の伝統のある町が交差点で踊りを披露した。 100年以上も前から伝わっているそうで,以前は大人がやる踊りだったが,最近では子どもにも教えているとのこと。女性はそうでもないが,男性は踊りを受け入れにくい面がある。しかし,こ…

浦安の舞

神社の例祭で『浦安の舞』が奉納された。 『浦安の舞』は,皇紀2600年を記念して昭和15年に作られた舞で,全国の多くの土地で現在も舞われている。その多くが地元の女の子によるもので,これも地元の小学生5~6年生だ。 扇子を持った扇舞と,鈴を持…

祭2日目

もうすぐ神事のために神社に行く。その後は,パソコンを開いている暇が無いので,昨年の写真を上げておく。 白い法被にある紋章は「祇園守」。京都の祇園祭で有名に八坂神社と同じ紋章だ。この紋章がある神社は,八坂神社系統と考えてほとんど間違いが無い。…

模型を買ったが

9月の半ばに行きつけのすし屋で「塩町の屋台の模型を売っている。」ということを聞き,かなり値の張る買い物だが,すぐに注文した。10日ほどして物が来たという電話が来たので,すぐに取りに行った。 縦30cmほど,横15㎝ほどの袋に入っている。 実…

町に因んだ物2

だし飾りに鳥居があるのは鳥居町。火防の神様である秋葉山神社への秋葉街道が東海道から分かれる地点に大鳥居があったことから名付けられた町名。 遠州地方には秋葉神社に因んだ常夜灯が多いようだ。秋葉路という町の万灯は,それを模している。 平将門に関…

町に因んだ物1

私が参加している祭には41町が加盟している。それぞれの町には昔から伝わる物がある。 城内という町は,掛川城があった場所にできたので,それにあやかって,城にはつきものの鯱(しゃちほこ)と長らく掛川城の主を務めた大田家にゆかりのある桔梗の紋を載せ…

祭で気になること

前日の内容について「アニメの扇子、自分はいただけないですねぇ・・・」という意見があった。 屋台の昼間の提灯の是非について「如何なものか。」という感じで書いたことがあるが,その他にも気になることがある。 1つ目は,雪駄や草履でなく,運動靴で参…

町に因んだ小物2

昨日は,扇子を取り上げたが,「こんな物もあるのか。」と思った図柄があった。アニメか何かの物だと思うが,女子中学生か女子高校生らしい物だと思った。写真の原版は,他の物を含めて撮ったのだが,細かく見ていて気が付いた。 昨日の内容に対して大きなイ…

町に因んだ小物1

「祭を振り返る5」で「各町伝統の装飾や小物があるんでしょうかね・・・」という質問のような言葉をいただいた。 この祭で最も多く使われている小道具は,扇子である。大人の半数以上が持っているかもしれない。まずは,上屋敷という町の扇子。 続いて松尾…

祭を振り返る6

会所には関係者から寄せられたお酒がいっぱい。この祭の参加町が41で,周辺の地域もお祭りだらけだから,いったいどくくらいのお金が動いたのだろうか? 十九首という町の屋台小屋には,屋台が造られた時の物が残されている。実に貴重だ。 その町の提灯の…

祭を振り返る5

地元の祭で一番の伝統町と自他共に認める中町の屋台は,38台ある屋台の中で唯一の二層三階造りである。 この屋台の創建年代は不明だが,土台には「明治六年」「新調」と書かれている。 中町の出し物の1つに桃太郎がある。午後3時頃には桃太郎の子どもた…

祭を振り返る4

地元の祭では,屋台や獅子の順路は,それぞれの町が自由に決めることになっていて,いろいろな町を廻って行く。 某町の会所では提灯を掛ける物があり,祭の時にだけその場所に設営できるようになっていた。 同じ会所の隅には獅子が置かれていた。この町は,…

祭を振り返る3

「溜め塗り」という漆の技法がある。表面に掛ける漆の下地に朱漆を塗っておくもので,経年変化によって表面の漆が抜け,朱漆が浮き出てくる。写真ではよくわからないが,この車輪の幅広い部分では朱がいい感じに現れてきていて驚いた。 祭に関する物を店先に…

祭を振り返る2

掛川駅で見掛けた2種類のポスター。前にも書いたように,左は私の写真が採用された。 祭は,私の調査対象でもあるので,期間中にいろいろなことを見るようにしている。 これは,ある地区の会所にあった幕。左の紋章は祇園守。この祭が祇園祭を起源とするこ…

祭を振り返る1

祭が終わった。昨日までの3日のブログは,速報という感じだったので,今回からはもう少し詳しく。 神社での例祭での出番を前に興じる『浦安の舞』を務める女の子たち。 例祭を前に整列。 神社の参道に屋台が集まってきた。 全屋台18台集合。 祭に酒はつき…

祭3日目

いろいろありましたが,祭が終わりました。 最後に執り行われた御幣返還の儀です。

祭2日目

龍尾神社で9時から例祭が行われた。 権禰宜,宮司,禰宜の順序で拝殿に入る。 宮司が拝殿の奥にある本殿の前で祝詞を奏上する。 拝殿にいる一同は,低頭の姿勢で祝詞を聴く。 例祭が終わった後,神社前の参道に集まった屋台にお祓いをする。

祭1日目

祭が始まりました。 まずは年番本部開きです。 天幕の披露です。『梅にうぐいす』です。 反対側は,『もみじに白鹿』です。 屋台の全体像です。

明日から祭

明日から祭だ。7つの神社の合同祭なので,宵祭が行われる時刻は,神社によって違うが,屋台や獅子の曳き廻しは,18時に統一されている。 祭の魅力を形容する言葉に「勇壮」があるが,この祭にふさわしい言葉ではない。東海道筋の宿場町及び城下町とあって…

昼間の提灯の是非

先日のブログで昼間の屋台に付けられた提灯について触れた。 3日前の日曜日に今年の祭についての屋台の飾り付けが行われ,提灯がついた状態とついていない状態の写真を撮ったので紹介したい。 それに触れる前に,まず1点。 今年の3月に新しい天幕ができて…

長唄観賞会

先週の日曜日は,ことの他に忙しかった。午前10時からは屋台の入魂式で家に帰ったのが12時過ぎ,午後1時からはその屋台の曳き廻し,午後3時からは長唄観賞会だった。午後3時と言っても,いい席をとるために開場の午後2時30分には行く必要があった…

獅子の構造

何度か紹介している大きな獅子の構造を紹介したい。 まず頭を担ぐ。公称200kgということで,15人ほどの人手が要り,それだと1人約15㌔ということになるが,いくら何でもそれで舞うことは不可能だと思うので,せいぜい100kgだと思っている。それで…

白木から漆塗りへの変化

屋台が白木から漆塗りになったことで印象がどれだけ変わったか。 まずは白木の状態。 続いて漆塗り後。 螺鈿による蒔絵。題材は天女。最上部に見えるのは螺鈿。その下の3つの穴は,提灯を取り付けるための物。 錺(かざり)金具。屋台全体で200個ほどつい…

屋台の入魂式

先日の日曜日は,地元の祭で曳き廻される屋台の入魂式が行われた。2年前に新調された屋台で,昨年の祭直後に解体をし,11か月ほど掛けて漆塗りが行われ,併せて錺(かざり)金具が施された。ちなみに,私が参加している地区ではない。 来賓として掛川市長も…