私が参加している祭には41町が加盟している。それぞれの町には昔から伝わる物がある。
城内という町は,
掛川城があった場所にできたので,それにあやかって,城にはつきものの鯱(しゃちほこ)と長らく
掛川城の主を務めた大田家にゆかりのある桔梗の紋を載せている。
掛川城の主とという,
山内一豊を連想する方も多いと思う。それを載せている町が2つある。
連雀町は,「雀」をあしらった飾りを載せている。その町の青年の間では「
ラドン」と呼んでいるとのことだが,現在の青年では,怪獣「
ラドン」を知らないだろう。
獅子の種類が豊富な祭なので,屋台のだし飾りとして載せる町も多い。