祭3日目

祭で出された大名行列について紹介しよう。 化粧が朝の5時45分から始まる。しかし,やっている最中に化粧が落ちてしまうので,女性たちがそれを補佐する。 最もあでやかな衣装による踊りの披露。

祭2日目

神社で地元に少なくとも270年ぐらい伝わる獅子舞が奉納された。 続いて別の獅子舞の奉納。 子供の着る裃が鮮やか。 街中での『浦安の舞』披露。 神輿への乗り移られた神様を神社に返す神事が行われた。今日の1日だけで神社に3度足を運んだ。 街ではあで…

御神輿入御の儀

神様を神輿に移す神事が午前0時から行われた。 白い幕が張られた後,電灯が消され,漆黒の闇が5分ほど続く中で神様が神輿に移された。 参列者は,約40人。

無題

掛川駅南口にて

車輪の搬入

私が住んでいる地域の祭の屋台は,大きな車輪が特徴の1つだ。漆塗りの物が多いが,年月を経て艶が無くなった物もある。 その車輪を塗り直した物が先日に搬入された。

町に因むもの2

2つ目のものは,人形である。 この町には1849年にこの地で急逝した三代目尾上菊五郎の墓がある。 六代目尾上菊五郎は,「鏡獅子」が得意演目だったようで,代は違うが,尾上菊五郎つながりということで,この人形が新調された。

町に因むもの1

10日ほど前に行われた祭では,その町に因むものが2つ披露された。 1つ目は,天幕の刺繍。この町には江戸時代には鷹匠がいたということである。

約60年ぶり

この写真は,この祭に関係する人にしてみれば,かなり貴重である。 詳細は省略するが,左の屋台がこの地を訪れたのは約60年ぶりだからだ。今後に果たしてあるだろうか。 近くの町の屋台との擦れ違い。 歌川広重の『東海道五拾三次』に描かれている大池橋(…

祭が行われた

6日(金)~8日(日)に地元の祭が行われた。 神社での例祭。 獅子の舞が奉納された。 例祭後には,お参りをする人の列ができた。 例祭でも行われた『浦安の舞』が中心街でも披露され,多くの人が見守った。

?の落とし物

7~9日に地元の祭が行われたが,その翌々日に勤め先に?の落とし物があった。その落とし物というのは,祭屋台用の提灯である。 実際に落ちていたのは,上の写真とは違う町だが,祭の片付けの時に落ちたのか?

屋台の入魂式3

この事業の委員長さんが式典で紹介してくれたのだが,4年前と昨年に屋台の仕様や考え方についての意見を求められた関係で昼食をよばれ,大工さんや彫刻師さんを交えて歓談した。 昼食だけでなく引き出物まで頂いてしまった。これは,その1つ。 午後には写…

屋台の入魂式2

翌年にはだし飾りが完成し,3年後には漆塗りが施される。総事業費は約4500万円。 障子・彫金・彫刻は,それぞれの職人さんによる手作り。 この大きな彫金は,1個いくらぐらいするのだろうか。 二階に出る所に蓋があり,それを動かすための穴が瓢箪型に…

屋台の入魂式1

住んでいる近くの地区で新調した屋台(山車)の入魂式が行われた。まずは,神主による神事が執り行われた。 来賓の市長さんによる祝辞。 造った大工さんへの感謝状が贈られた。この大工さんは,社寺建築ではかなり知られているという。京都などの著名な寺院で…

一番人気の役者

10月に行われる地元の祭で一番人気は,何と言ってもこの大獅子。こうした休憩中も人だかりがしているが, 動いている最中は,カメラマンの放列。 中日新聞の夕刊に1か月に一度,読者応募の写真が載るが,一番大きく乗るのが恒例になっている。

工場見学の記事-彫刻

3日前の新聞に「工場見学」として下の記事が載った。第54回とあるので,けっこう続いている企画だ。「工場」というよりも,文中にあるように「工房」なのだが,こうした小さなものまで紹介してくれるのはありがたい。 遠州地方は,祭り屋台の曳き廻しが盛…

新市制の祝賀6

遠方からの参加の地区は,屋台を曳いて帰ると大変な時間が掛かるので,トラーラーで運ぶ。しかし,飾りをつけたまま載せる訳にはいかないので,外せる物はすべて外す。これは,人形を下ろしているところ。 このクレーンでトレーラーに載せる。 車輪を外した。…

新市制の祝賀5

地域が違う屋台・山車が集まっただけに,様々なやり方が見られた。屋台の前に乗る町。こうした型は,京都の祇園祭,秩父の夜祭,岸和田のだんじりでも見られる。屋台の前に人が乗る地域は,屋台の後ろには笛吹きが乗っていることが多い。 屋台を上下に振る町…

新市制の祝賀4

今回の屋台・山車の曳き廻しでは,普段の祭では見られない様々なことが見られた。 道路での昼食。普段の祭では,もしかすると屋台・山車がその最中に来るかもしれないので,こんなことはしない。今回は,12:00~13:00と17:00~18:00が曳…

新市制の祝賀3

42台もの屋台と山車が集まったので,開始して1時間ほどで通りは混雑。これは,私が乗っていた屋台の二階から撮った。風が冷たい日で,二階は殊のほか寒かった。 掛川市の南部にある地域では,江戸神田明神の祭礼絵巻に描かれている山車とほぼ同型の物が残…

新市制の祝賀2

西郷局の行列は,次のようだった。 先頭に鳶の人たちがいたが,意図がわからないから省略。大名に関わるということから奴さんが約20人。 次いで武家のような人たちの一行。意味はよくわからない。 そして,西郷局。選ばれたのは,静岡放送のアナウンサー。…

新市制の祝賀1

掛川市が大東町と大須賀町と合併して10年になることを祈念しての祝賀行事が行われた。内容は,大きく分けて2つ。1つは,市内各地にある屋台や山車の曳き廻し。もう1つは,徳川家康の側室である西郷局(お愛の方)のパレード。西郷局は,掛川市西郷の生ま…

祭の終わり

屋台などの出し物は午後9時で終わり,午後10時から神社で最後の儀式がある。 いくつかのことが行われた後,氏子当番の引き継ぎ式がある。 今年の祭は,これでもって終了。 1年間苦労してきた氏子当番に対して,禰宜さんからねぎらいの言葉があった。

祭の見所4

日本一の大きさを誇る獅子が登場。重さ200kgと言われる獅子頭は,15人ほどで持つが,一人当たりに換算すると15kgぐらい。この重さで舞を披露するのだから恐れ入る。 青年の役員がつけている牡丹の花笠。獅子がこれにたわむれるという筋立て。 4…

祭の見所3

かなり見にくい写真だが,『桃太郎』の踊り。会場のあちこちからは「かわいい」の声が。 出番を待つ『浦島』の子どもたち。 子どもたちの後ろには黒子役の母親がいる。 黒子役の母親の介助で,翁に変身した浦島太郎。会場からは拍手喝采。

祭の見所2

掛川城のすぐ近くで「お祭り広場」が開催された。初めに登場したのは,「かんからまち」という獅子舞。260年前にはあったことが文書で確認されている。 この形式の獅子舞は,関東や東北に多いが,側転を行うのは全国でも5つほどしかないとのこと。 いく…

祭の見所1

とにかく見所が多い祭りである。これは,屋台を飾る彩色。 こちらは蒔絵と螺鈿。欄干(柵)の下には卵殻の技法もあり,漆好きにとっては1時間見ても飽きないだろう。 午後にこの場所で『浦島』の踊りを披露する女の子たちが立ち位置を確認していた。 日本全体…

祭の出し物3

街を歩いていると遠くで何かをやっていたので行ってみたら,あの方々の3度目の登場だった。 今度は,邦楽講座のような内容で,各楽器の説明をしていた。 最後には長唄『浦島』の演奏があった。 商業施設の中で4度目の登場があった。

祭の出し物2

豪商の屋敷で演奏を披露した方々が,次に姿を現したのは,東海道掛川宿のど真ん中。 ここでは艶やかな踊りの演奏を担当。 上の場所から300mほど東に行くと,超巨大な獅子が休憩中。写真にはあまり写っていないが,人気の的とあって周りは人だらけ。 休み…

祭の出し物1

掛川市にかつての豪商の屋敷がある。 祭の3日目にここで格式のある獅子舞が行われた。獅子舞の足元に注目してもらいたい。草鞋履きだ。どんな家でもわらじ履きのまま舞うのが江戸時代のからの伝統のようだ。 畳にはすっかり足跡がついてしまった。この部屋…

還御

渡御があれば還御がある。夜になってお神輿が神社に還られた。 神社について神様がお神輿から降りられる儀式がある。 話は前後するが,朝に行われた例大祭では『浦安の舞』が奉納された。 その後で少なくとも260年続く獅子舞が奉納された。