掛川市にかつての豪商の屋敷がある。
祭の3日目にここで格式のある獅子舞が行われた。獅子舞の足元に注目してもらいたい。草鞋履きだ。どんな家でもわらじ履きのまま舞うのが江戸時代のからの伝統のようだ。
畳にはすっかり足跡がついてしまった。この部屋は,明治天皇がお泊まりになったという,この屋敷で格式が最も高い部屋だ。
この屋敷を管理している人によれば,「この足跡は,汚れではなく,清めた跡と考える。」とのこと。
続いて行われたのが長唄の鑑賞会。歌舞伎界で活躍する杵屋勝彦氏など8名による豪華版だ。