おんすしところほうらい138-珍しい物の数々

 先日は,とにかく珍しい物がたくさん出た。
 鳥貝は,さっとゆがいて出されるのが普通だが,生が出された。主人が「生鳥貝は,磯臭いですよ。」と言っていた。確かに磯臭い。磯臭さの代表ともい言うべき水松(みる)貝よりも遥かに強かった。
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 ぼたん海老が出されたと思ったら「がす海老」。初めて聞くなだったが,富山県や石川県では有名とのこと。
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 低温熟成のとろで,東京の店なら1つ2000円はするという。この店で食べたとろの中で最もおいしかった。
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 鯵の棒寿司。鯵と生姜を入れてあるが,双方がお互いに干渉していない。
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 カウンターの隅にパセリが大量に置かれていた。昼間に来た知り合いが置いていったとのこと。それを何とか寿司に入れることができないものかと主人が捻り出したのが,パセリと一緒に車海老やきゅうりなどを入れた物。私は,パセリが苦手で,それを主人に伝えておいたが,実際にパセリの苦手感を払拭できるかどうかが楽しみということも伝えた。
 果たせるかな,パセリの苦みはあったが,異色の寿司としておいしいものだった。私だけでなく,他にいた客にも出された。
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 以上の5つは,いずれも初めての物だが,すみいかやかわはぎといった,年に1~2度出るかどうかという物がも出された。