ほうらい
早くもぶりが入荷した。
9月になってから入った秋じゃけは,旬とあってさすがに旨かった。
ひまわりを食べた訳ではない。店先に咲いていたひまわりの花が気になっただけだ。 右は普通に見る花だが,左は中心部も花になっている。
予約客のために作った品のおこぼれを貰えることがある。これもその1つで,この日は,娘の誕生日祝いの家族連れがいた。そこに戻りかつおを使った土佐づくりが出され,その切れ端がこちらに回ってきた感じだ。 「どうしたらこんなにうまい味づくりができるの…
ピンぼけで申し訳ない。昆布締めは,平目・鱚・さよりなど計10種類ぐらいを食べたことがあったが,おにかさごは初めてだった。 その時の個体との相性が良かったということもあるが,今年になって一番旨かったと思える品だった。
赤貝の紐は,これまでにも何度も食べているが,こんなにも大きな物なのは初めてなので,「これは何?」と聞いてしまった。
もう3か月も前のことだが,帰り際に息子さんが冷茶を出してくれた。新茶だと言う。実は,おすしとそれまでに飲んだお茶でおなかがいっぱいだったので,息子さんに「飲めるかわからないよ。」と言ったが,口当たりの良さに飲み干してしまった。
左から貝柱・茹で・生
肝が載っている白身というとかわはぎだが,これは初めて出された。
店で出されるものではないが,主人が「店の外にきろいな花が咲いている。」と言われたので撮りに行った。 安倍山系の調査で徳願寺山の中腹で見た花だと思われる。
軍艦が一気に4種類出された。 この中で初めて出されたのが一番左のさざえだ。
同じような物をいくつか出してくることが慣例化してきた。今回は,かまとろである。 この日は,昼間に貸し切りの予約があったそうで,その時に使い切れなかった物を出してくれたそうだ。 左から,づけ・炙り・そのまま(こうしか書きようがない)
先日の4種類の海老に続いて,次に行った時には3種類の軍艦が出された。 左からあん肝・まぐろのすき身・帆立の貝柱 あん肝は,この日に食べた中で最もおいしかった。
驚いた。4種類の海老が出された。今までにまぐろが3種類(赤身・中とろ・大とろ)出されたことはあったが,まさか海老とは。 左から車海老・よし海老・ぼたん海老・甘海老 よし海老は,初めてだったので,名前がわからないので主人に聞いた。三河湾で獲れた…
後者は,基本としては酒のつまみだが,「こんな物も握りにできる。」という感じで,おそらく常連客限定で2年ほど前から出されるようになった。
たらばがには,1年に1度か2度出される物である。今まではこうした形だった。 今回は,すき身状の軍艦だった。
車海老を3枚重ねにしてある。芳醇な味だった。
いかの上にうにを載せた物を「いかうに」と言う。 食べて驚いた。いかともうにとも違う,全く別の食べ物だった。
正月には必ず数の子を食べることにしている。 今年2度目に行った時に軍艦の形で出された。
主人が説明も無く出した軍艦だが,味が淡白だったので,何だったかを聞いた。「いつも食べている味がしたでしょう。」というが,さっぱりわからなかった。 「いつも食べている。」というのは,蝦蛄の本体で,それと同じ味がするというのだが,ともかく淡白で…
軍艦にして出されたが,何か全くわからなかった。海月である。
白身は,見た目が似ている物が多いので,特定するのが難しい。しかし,何度か見たり食べたりする内にわかってくるものがある。 その1つがしまあじで,見た目が艶やかで,食べるとさくっとした感じがする。
黙って出されたこれが何なのかわからず,後で「かわはぎ」と教えられた。 かわはぎは,下の写真のように肝をすりつぶした物を載せて出されることが多い。
赤烏賊が時々出されるが,甘味だけでなく,こりこりとした食感が魅力だ。
最近は,白身が出されても何なのかを言ってくれない。この直前に出された鯛とおにかさごは当てることができたが,これは何なのか全くわからなかった。 以前に出たことがあるかもしれないが,写真は残っていなかった。
ここ何年かは不漁が続いていたが,今年は獲れているそうだ。
酒を飲んでいた客のつまみとして出された物がこちらにも出された。ぽん酢と実によく合っている。
静岡県でも多くの水産資源が獲れなくなっているが,蛍烏賊も不漁とは。 それだけに出されるとは思っていなかった。
出された時も食べた後も,何なのか全くわからなかった。
切り身にする前のまぐろを見せてくれた。皮に近い白い部分に脂があるので,そこがおいしいとのこと。 左から大とろ・中とろ・赤身である。