白身魚4態

 私が行くことが多い「おんすしところほうらい」では,まず白身魚が続いて出てくる。江戸前寿司の店では,そういう店が多いらしい。理由は,味が淡白な白身魚を最も楽しむには,味が濃い魚の前に食べるのが最適ということだ。「白身魚をもっと途中に分散して入れた方が食べていて面白いのでは?」と思う方もいると思うが,続けて食べると白身魚の微細な味の違いがわかって面白い。
 おととい,真っ先に出されたのが,夏が旬のすずきだ。柔らかい身で淡白な味だった。
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 2つ目は鯛。いつもに比べて甘みが少なかったが,すずきよりは甘い。
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 3つ目ははた。ややもっちりとした感じで,鯛とは違う微妙に違う甘みだ。
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 4つ目の赤むつは,その時々で味の変動が大きく,濃厚な甘みがある場合があれば,あっさりとした味の時もある。今回は,前者だった。
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