この店は,L字型のカウンターが11席あるだけだ。
行った回数が少ないお客は,いわゆるねたケースがあるこちら側に座ることが多い。
いわゆる常連客は,こちら側に座ることが多く,私は,この場所が指定席同様になっている。
こちら側からは,用意している様子がよく見える。まな板の上にあるのは,この日の前半に出された鯛・平目・金目鯛・金目鯛の炙り・赤むつ・赤むつの炙り・むつ・むつの炙り・鮭である。
この日は,3人の予約が2組あって,この場所に座ることになった。この店に座ったことは記憶に無く,見慣れない風景に戸惑った感じがした。