おんすしところほうらい129-締め物

 「締め物のほうらい」である。
 親方が「締めることが大好き」というだけあって,締め物がおいしい。
 締める作業は,塩をまぶすことと,酢に漬けるの2つからなる。これは,鯖に塩をまぶしたところ。魚や気温にもよる変動があるが,時間が経つと臭みを含んだ水分が出てくる。
イメージ 7

 締め物の代表格と言えば締め鯖。その場で締めた物から締めてから4日と幅が広く,味の違いを楽しめる。それらの2種類を出してくれて,締めてから何日かを当てるのが楽しみになっている。
イメージ 1

 締め物と言えば,小肌もよく知られている。これも締めてからの日数が違う物を出してくれることがあり,下の写真は,3種類である。
 1日に8貫も食べる常連客がいる。
イメージ 2

 締め鯖と小肌が続けて出されることがある。
イメージ 6

 小肌の幼魚である新子は,寿し通によく知られている。
イメージ 3

 2年前からはままかりが出されるようになった。
イメージ 4

 鯵を締めた物も最高だ。
イメージ 5