絶品の寿司4態

 久々に「おんすしところほうらい」の記事。
 11月の末に行った際に出されたのが日本海の鰹。臭みがある鰹は,元々は自分から進んで食べるものではなかったが,この店で食べる鰹は,臭みが無いうえに,鰹の旨みが凝縮されている感じだ。
 家に帰ってから見た『早川光の最高に旨い寿司』で「今が旬の日本海の鰹」と紹介されてびっくり。
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 貝を嫌う人は,貝特有の味が苦手だと思われる。それが特に強いのが北寄(ほっき)貝と水松(みる)貝だろう。この店で北寄貝を食べたのは初めてだった。
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 味が淡白な平目だが,その中にも甘さと繊細な旨みがある。鯛も同様だが,対極の味である。
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 穴子を必ず2つずつ頼むようにしている。1つは皮がついている側(右)で,もう1つはそうでない側。「同じ味だろう。」と思う方が多いと思うが,時によっては全く違う味になる。味が淡泊になる冬場なのでたれをつけてもらっているが,夏場は何もつけなくてもおいしいし,穴子本来の味を愉しむことができる。
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