蒔絵2

 私が参加している町の屋台にあるのは,梅(春)・蘭(夏)・菊(秋)・竹(冬)をあしらった「四君子」の金蒔絵。前日に紹介した深井公氏の作品。障子の枠は,梨子地(なしじ)塗り。
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 次は,絵の輪郭の部分を彫り込み,そこに金粉を入れた「沈金(ちんきん)」という技法によるもの。作者は深井公氏。
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 次の蒔絵にある花は桔梗だが,この屋台の町の人が「これは,蓮の花だ。」と言った。冷静に考えれ「桔梗」と言っただろうが,おそらくこの蒔絵の全体感が仏壇を連想させてしまったのだと思う。これは,深井公氏の作品ではない。
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