南アルプスとその周辺の山

赤沢から身延山4

十萬部寺での昼食の際にいろいろな物を見た。 これは,3週間前の山行の際にも住宅街で見たので,いろいろな所にあるのかもしれない。 堅い印象のある寺にあるのが面白い。 山門の仁王像がいるような場所が本堂のようになっている。これは東側。 これは西側。…

赤沢から身延山3

感井坊(かんせいぼう)に着いた。 感井坊ではすぐに引き返し,十萬部寺で昼食にした。 標高が1000mぐらいあり,季節が下界より1か月ぐらい遅れているのだろう。梅が咲いていた。

赤沢から身延山2

赤沢と久遠寺方面は,林道で結ばれているが,この先が豪雨災害によって土砂崩れを起こし,車の通行ができない。綱が張られた道がこの日で唯一の山道部分になっていた。 十萬部寺に着いた頃に雨が降ってきた。というよりも,稜線に近いので,雲の中に入ったと…

赤沢から身延山1

先週の日曜日は,天子ヶ岳か三石山に行きたかったが,稜線ではおそらく雨になっていると思って諦めた。そこで天気が持ちこたえそうな所として選んだのが赤沢から身延山だった。身延山と言っても,踏み跡をつなぐのが目的なので,山頂の南方にある感井坊まで…

南アルプスに入る

地元静岡にある南アルプスに入ったのは,北アルプスに遅れること4年。 現在でこそ南アルプスでも食事付きの宿泊が当たり前だが,昭和の終わり頃はそうでもなく,さらに山が大きく,小屋間も長い南アルプスは,敷居が高過ぎる場所だった。 そこでまず行った…

鯉のぼり舞う春

芦安に戻って来ると御勅使川には数多くの鯉のぼりが舞っていた。すぐ近くの施設では地元の人が多く参加していると思われる催しが行われていて,この日は,この地に春が来たことを実感させる日であったことだろう。

新緑の真っ只中

夜叉神峠入口まで下山して,後は帰るだけ。来る時にゆっくり見られなかった物をすべての場所で途中下車する感じで見た。 その1つが新緑。まさに山々が萌黄に包まれていた。これは,桃ノ木鉱泉への入口にある桃ノ木橋から下流を眺めたもの。

急登率-夜叉神峠界隈版

「賢パパ」さんという面白い方が,半月ほど前のブログで「急登率」という考え方を示されました。 ttp://blog.goo.ne.jp/kentyann2012/d/20140506 簡単に言うと,同じ道を登り下りで歩く時間を計測し,登りの時間を下りの時間で割ったものです。式にすると「…

絶景・白峰三山

夜叉神峠からの白峰三山も感動だが,白峰三山の展望というとここに尽きるという感じの場所がある。峠から3分ほど北にある夜叉神峠小屋の前だ。前景に落葉松を配し,盛夏にはヤナギランが華を添えるとのこと。 高谷山に人はいなくとも,こちらには20人ほど…

高谷山遠望

「遠望」と言っても20分ほどしか離れていない場所からである。その場所は,夜叉神峠小屋前の広場。高谷山がすっくと立っている感じだが,急登のような場所は無かったままに着いた。

高谷山からの北岳

30年以上も前の昭和57年(1982年)のNHK特集「南アルプス」で,南アルプスが現在でも隆起を続けていることを実証するために,高谷山と北岳との間を測量したことがあった。 高谷山は,その時からの宿願であったし,高谷山から北岳を見ることも目的の…

高谷山へ

夜叉神峠から目指したのは高谷山。 もっと藪っぽい道と思っていたが,思いのほかに道が良かった。また,雪をかぶった白峰三山が常に右に見えていることが好ましかった。

白峰三山望見

スミレ,キジムシロといった花が少なくなったものの,アセビやムシカリ(オオカメノキ)の花が散見する山道を登って行くと,樹間に真っ白な山が見えて来た。正直なところ,それは夜叉神峠まで待っていてもらいたかったが,夜叉神峠で樹々が解放され,眼前に雪…

水場

昭文社の「山と高原地図」の「甲斐駒・北岳」では,夜叉神峠入口から夜叉神峠までの間に水場の印がある。 12年前に行った時には,そこで水を汲む予定だったが,水場に出会わないままに夜叉神峠に着いてしまい,「???」となってしまった。その時は,南御…

梅花黄蓮か一輪草か

落葉松林の足下には,春の訪れを告げる,スミレやキジムシロといった小さな花が咲いていた。下の写真の花は,梅花黄蓮か一輪草のどちらだろうか? 梅草黄蓮とすると,中心部分のおしべやめしべが短過ぎて,一輪草に近いが,それだと葉の形が違う。咲き始めた…

落葉松林を行く

夜叉神峠入口から夜叉神峠への道には落葉松が多かった。この道は,24年前と12年前にも登っているが,落葉松林だった覚えが無い。その頃は,そうしたことに対する興味が今ほど無かったこともあるかもしれないが,盛夏ということで,新緑の現在のように葉…

皇太子殿下に関わる石碑

下の写真の場所は,夜叉神峠入口。ここから登るのは12年振り3度目。中央右の階段の左上にある石碑に初めて気がついた。とは言っても,登りでは気づかずに,下りで気づいた。初めての時は,まだ石碑が無かったので気がつく筈も無く,前回も登りに使っただ…

寝た子を起こすな

時期外れの桜を見ながら向かったのは,夜叉神度の入口。 この山行は,次のような予定だった。夜叉神峠入口→夜叉神トンネル東口→桧尾峠→高谷山→夜叉神峠→夜叉神峠入口 しかし,夜叉神峠入口にある看板には,写真にあるように,ゲートの先は,歩行者も通行止め…

こんな時期に桜

下の写真は,きのう撮影した桜の花。まさかこんな時期に桜の花を見るとは思わなかった。場所は,山梨県南アルプス市。林道沿いには山吹の花もたくさん咲いていた。季節が1か月から1か月半も遅れている感じだった。

暖かさを待つ-入笠山3

入笠山のゴンドラリフト駅の周辺は,遊歩道が整備され,八ヶ岳方面が見える展望地になっている。その間には下の写真のような花壇のような場所もあり,そこにはドイツスズランが植えられていた。

暖かさを待つ-入笠山2

6月下旬~7月初旬の入笠山と言ったら,思い浮かべるのはスズラン。正直なところ,私としてはこの時期の入笠山を楽しみたくて行ったのであって,スズランだけをめあてに行った訳ではなかった。 実際に前日に紹介した瑞々しい緑とズミの花,そして清々しい空…

暖かさを待つ-入笠山1

立春の前に暖かい日が何日かあったが,立春の後は,寒い日が続いている。暖かい日を待ち焦がれ,初夏の頃を思い浮かべることがある。そんな初夏の山を満喫できるのが入笠山だ。 写真は,2年前の6月23日。白いズミの花が咲き,緑が映えている。

一等三角点ではない

入笠山にある三角点は,写真で見てわかるように,等級の部分が欠けていて何等かわからない。しかし,某地図に「一等三角点」と書かれていた(今は知らないが)せいか,ブログ等で「一等三角点」と書かれることがある。 実際は二等なのだが,一等三角点と信じら…

南アルプス

北アルプスの話題が多かったので,たまには南アルプスの話題も。 しかし,フィルム時代の写真をスキャナーで取り込んで写真が少ないので,今回限りの花氏になってしまう。 まずは,千枚池。「千枚池」と書かれても,「そんな池がどこにある?」と言う人が多…

甘利山と千頭星山

甘利山と千頭星山を訪れたのは,バロセロナオリオピックの開会式が行われた日,つまり21年前の7月23日だ。開会式の様子をラジオで聴きながら歩いていた。 千頭星山の直下にはゴルフ場と見まがう場所が広がり,八ヶ岳がよく見えた。 霧ヶ峰に初めてレン…

櫛形山

パソコンを初めて買った頃にスキャナーで取り入れた写真が100枚以上ある。他に使いようが無いので,本ブログで紹介していこうと思う。 櫛形山は,「東洋一のアヤメ群落」と言われた山だった。しかし,鹿の食害によって今や壊滅状態。 下の写真は,平成元…