「青春18きっぷ春の第三弾1」でも書いたことだが,3月17日に行われたダイヤ改正で困ったことがあった。
1回ならどうってことはないが,「塵も積もれば山となる」で,今春は5回も乗ったので,320円×5回=1600円である。しかも,その内の1回は,終点の沼津までではなく,乗車時間僅か25分の富士までで,割高感がひどい。
しかも,青春18きっぷは,後半になると5回分を使い切れるかが心配なので,5回分を買うことはせず,金券ショップで2回分や3回分などを割高で買ってくる。今回の場合は,1回分が通常の2370円よりも330円高い2700円だった。つまり,ホームライナーに乗ると,1回分が3000円を超えてしまい,青春18きっぷの割安感がかなり減衰される。
青春18きっぷの旅は,現時点では日帰りを原則とした路線の完乗を目的にしている。日帰りなので範囲が限定されるが,厳しい条件の中で計画を立てるところが面白い。
行きをゆっくりとし,大前を17時28分発で帰ってくる行程は,高崎~三島を新幹線利用で可能だが,終わりに各駅停車というのが何とももどかしい。もっとも,掛川着が0時02分で,「乗車が翌日にまたがる場合は0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効です。」という青春18きっぷの特権を行使できるが。