前回に紹介した音字カードの中身。
まずは昭和20年代に活躍した客車特急の2つ。
昭和30年代に入ると電車特急が登場した。その代表格は,何と言っても「こだま」。この活躍があまりに凄過ぎて,一等展望車が連結されていた客車特急が廃車になった。
栄光に彩られた151系電車だが,「富士」にはちょっとした事件がある。
東海道新幹線の営業を半年後に控えた4月24日に静岡駅付近でトラックとの接触事故を起こし,先頭車のクロ151が大破し,廃車となってしまった。その運用の代行として,間合い運用の特急「宇野」には80系が駆り出されたり,大型連休には153系が「かえだま」として,その後には157系が運用についたり,今にして思えばいかにも昭和らしい話だ。