富士山とその周辺の山

佛峠~雨ヶ岳3

決していい物ではないが,懐かしい瓶だったので撮った。 葉が3つに分かれていたので,ミツバオウレンだと思ったが,調べてみたら違っていた。 樹林が続いて展望が利く所は無かったので,写真をほとんど撮ることないままに頂上に着いた。最後の笹原は,意外…

佛峠~雨ヶ岳2

御飯峠には正式な道標が無かった。ここが果たして正式な一般道なのかどうか? 御飯峠は,実に広々とした場所で,峠らしさは少ないが,気持ちの広葉樹に覆われていた。 急登が多くて道も薄かったが,きれいな新緑に包まれていたので,気持ちが持続した面があ…

佛峠~雨ヶ岳1

本栖湖の西を半円に回り,御坂山地と毛無山地をつなぐ山稜がある。これを歩くのが長年の夢だったが,一般路が無い山稜だった。しかし,ヤマレコなどの情報から,パノラマ台~佛峠は,それほどひどい状態ではなさそうだということがわかってきた。そこで,手…

満開のムシカリ

本栖湖方面へ向かうために国道139号を走っているとムシカリ(オオカメノキ)の花が満開だった。大きな木では,200mも手前から花が咲いている様子がわかるほどの咲き具合なので,帰りにはそれをぜひ撮りたいと思っていた。しかし,車を停めるのに適した…

中之倉峠付近に行った意味が無かったか?

中之倉峠にほど近い場所にある旧五千円札と千円札の撮影場所から下って来たら,同行の女性Iさんが「ここだって本栖湖と富士山が見えるじゃん。上で見なくても構わないような・・・。」と言った。 しかし,下の写真と昨日に紹介した写真を見比べてもらいたい…

旧五千円札・千円札の富士山

「中之倉峠」は,旧五千円札と千円札に印刷されている富士山の撮影地である。これもこの山行の目的だった。撮影地には転落防止の柵が作られている。 富士山は,山頂付近しか見えないが,見えただけで良しとしておこう。御坂山地での踏み跡を延ばすために,今…

中之倉峠付近の石標

中之倉峠のすぐ手前の三差路に高さ30cmほどの石標があり,下から来る道に面した側には「向ッテ左ハフルセキ」,中之倉峠から来る道に面した側には「向ッテ 左ハシャウジミチ 右ハモトスミチ」と刻まれていた。「シャウジ」とは「ショウジ=精進」だ。 昨…

新緑の尾根を行く

1328m峰を左折して目指したのは中之倉峠。本栖湖の北側に連なる尾根には,以前には一般道が無かったが,最近では山岳トレイルも行われる歩き易い道がある。また,広葉樹が主体の尾根ということもあって,新緑を楽しむ点でも最高の時期だった。

御坂山地の踏み跡を延ばす

パノラマ台のすぐ北方に1328m峰がある。18年前は,正面から来てパノラマ台へ向かった。正面方向は,王岳や黒岳などを経て笹子峠まで分割して歩いてつながり,さらにその先の小金沢連嶺を経て奥秩父連嶺の支稜にある板橋峠までつながっている。 132…

特徴ある樹形

パノラマ台で四囲の展望を楽しんでいる内に面白い形をした木があることに気づいた。こんな所まで来てわざわざ剪定をすることは無いと思うので,自然にこのような形になったのだと思う。

精進湖の眺め

パノラマ台からは,南西側の本栖湖だけでなく,北東側には精進湖が見える。と言っても,精進湖の南西ヘリは,パノラマ台に近過ぎて見えず,北東側の精進集落付近が見える程度だ。中央右にある凸山は王岳。 ちなみに,パノラマ台からは西湖と河口湖も見えるの…

本栖湖の眺め

烏帽子岳からパノラマ台へ向かう途中で精進湖が見えた。左後ろには本栖湖がある筈だが,それが見える場所は無く、パノラマ台に着いてようやく見えた。 本栖湖の左にあるのは竜ヶ岳,奥にあるのは雨ヶ岳。手前の花はミツバツツジ。

烏帽子岳からの富士山

本栖湖畔からの登りは,新緑に包まれて気持ち良かったが,展望は全く無し。初めて展望が利いたのが烏帽子岳だった。富士山の左手前にあるのは寄生火山の大室山。

18年振りの東海自然歩道

本栖湖畔にある本栖トンネルの南側に山道の入口がある。ここに入ったのは18年振り。前回は,精進湖~女坂峠~三方分山~精進峠~根子峠~パノラマ台~烏帽子岳~本栖湖という具合に歩いた。しかし,烏帽子岳とパノラマ台の裾を巻く東海自然歩道にも興味が…

ヤマツツジと富士山

国道139号を通って行った先は,富士五湖の1つである本栖湖。 何とまだ八重桜が咲いていた。また,嬉しいことにヤマツツジも咲いていて,その場所から富士山も見えた。

毛無山地の盟主

下の写真の山は,富士山の西に連なる毛無山地の盟主である毛無山。何だかぼやっとした感じがする写真だが,車の後部座席に座っていた私が走行中に窓を開けて撮ったからだ。しかし,毛無山のどっしりとした姿と中腹の新緑はわかる。 国道139号を走って来た…

竜ヶ岳で微分5

樹林の中で咲いていたシモバシラ。 きれいな広葉樹林を下って来たと思っていたら,それもそのはず。「やまなしの森林100選 竜ケ岳の広葉樹林」となっていた。 本栖湖畔の車道を歩いて戻った。 再び入った本栖湖キャンプ場で咲いていた花。名前は不明。

竜ヶ岳で微分4

竜ヶ岳の頂上の少し手前で雨ヶ岳がいい形を見せていた。 竜ヶ岳頂上からの富士山。雪が無い時期なので,雲が彩りになった。 巻雲が流れていた。 下りは,感じの良い樹林の中だった。飛ばし過ぎないように,微分に心掛けた。 三差路があった。安倍山系だった…

竜ヶ岳で微分3

竜ヶ岳は,富士山展望の山として知られているが,富士山だけでないことがわかった。 振り返ると樹海の先に王岳や鬼ヶ岳などを擁した御坂山地がせり出してきた。 ベンチから一投足で東屋と石仏がある峰に着いた。 笹原を登ると東屋と石仏がある峰を見下ろすこ…

竜ヶ岳で微分2

富士山が見えた。樹氷があれば,きれいな額縁になるだろう。 同じ場所で竜ヶ岳の頂上方面が初めて見えた。 アキノキリンソウの花がちらほらと咲いていた。 ヤマラッキョウの花が1株だけあった。こうした花を確実に撮って行くことも微分につながっている。 …

竜ヶ岳で微分1

5日前に行ったばかりの竜ヶ岳に再び行ってきた。5日前は,南西の端足峠方面からの往復だったので,まだ歩いていない東側を歩くためだ。 題名に「微分」が書かれていることに,???と思う人がいる反面,わかる人もいるかもしれない。 いつも同行してくれ…

竜ヶ岳2

竜ヶ岳の頂上は,広々としている。みんなのんびりとしていた。 雨ヶ岳。中央辺りが端足峠。 竜ヶ岳は,天子山地(「毛無山地」とも言う)の北端にあり,そこから南端にある天子ヶ岳(中央左寄り)。 本栖湖。

竜ヶ岳1

昨日は,富士山の西方にある竜ヶ岳に行った。山梨百名山の1つで,2006年の七面山以来,7年振りに山梨百名山の数が増えたことになる。しかし,これにはちょっと問題がある。昨日は,南西にある端足峠方面からの往復で,このような場合,阪大側からも行…

胎内

富士山の中腹には「印野胎内」「船津胎内」といったように,「胎内」という地形がある。確か樹木が溶岩に呑み込まれ,溶岩の熱で樹木が溶けてしまって,空洞になってしまった,というのが成因であったと思う。 昨日の山歩きでは「須山胎内」を訪れた。 1枚…

富士山南中腹での周回

富士山の南中腹にある道を周回してきた。富士山が世界遺産になったかどうかなんてのは,全く興味が無いので,記念して行った訳でも何でもない。3年前からこの辺りの山道をぼちぼち歩いている。 出発地点は,水ヶ塚公園。そこに着く5分ほど前から上空に珍し…

富士山3

ここ何年かは富士山の中腹には行っているものの,富士山頂とはすっかりご無沙汰。最後に登頂したのは2001年。 今回は,それよりもさらに9年前の1992年の時のもの。この時は,1年に一度あるかないかの安定した日で,雷雨の心配は全く無し。いろいろ…

富士山2

昨日が車で乗り付けることができる場所からの富士山だったので,今日は山に登っての富士山の写真。 まずは「富士山の展望台」とも言われる三ッ峠山。3月下旬。 NHKのカメラが据えられ,そこからの映像がニュースや天気予報で紹介されることがあったが,…

富士山1

多くの人がそうであるように,山に登ると富士山が見えるかどうかを確認する。確認するというよりも探すのだが。 今回は,誰でも行ける場所からの眺め。 日本平が景勝地であることは,富士山が見えることが大きいだろう。右に見えるのは愛鷹連峰,手前には三…

宝永山

二ッ塚に行った年は,富士山須山口から二ッ塚,富士山御殿場口から小富士,富士山富士宮口から宝永山を目指した。富士山本峰に登る気は無いが,富士山の寄生火山を登りたいと思ったからだ。 宝永山を目指したのは9月。とは言っても,初めから宝永山を目指し…

二ッ塚2

昨年の5月に某誌に案内を載せる必要から二ッ塚を改めて訪れた。 登山口は,富士山須走口にあり,そこから歩きづらい砂礫地を登った。 上塚と富士山。 幕岩から富士山須走口への途中にある樹林。前年の秋とは全く違う様子だった。新緑と紅葉の時期にも訪れて…