『安倍山系』の売れ具合

 下の写真は,私が自費出版した『安倍山系』の上巻と中巻。
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 1月の下旬のことだが,『安倍山系』を置いてくださっている書店から「『安倍山系』の上巻と中巻を10冊ずつ納品してもらいたい。」という電話があった。
 『安倍山系』に関しての出納帳で調べたところ,その書店からの注文は1年ぶりだったが,この1年で中巻を20冊売っていただいたことがわかった。ということは,1か月に2冊弱。約3000円の高価な本にとっては上出来というべきだろうが,物置には在庫が山のようにある。
 後悔してもどう仕様もないが,上巻と中巻もそれぞれ2冊に分けて出版すればよかった。1冊の単価が安くなるし,下巻も2冊にすれば,本の色を白・赤・黄・青・紫・緑とできて,書棚に置くのも楽しくなっただろう。
 
 上巻の値段が高くなってしまった原因にカラーの口絵写真を載せたことがある。
 出版の計画を立てた時から載せることを考えていたのでこだわってしまったが,現在ではどうでもよかったことだと思っている。
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