『安倍山系』の近況

 「安倍山系の近況」なら安倍山系そのものの近況だが,「『安倍山系』の近況」とは売れ行きのことだ。
 発売当初は注文が舞い込んだが,下巻が発売されてから1年以上も経っては注文がほとんど無い。
 しかし,昨年の11月以来,少しだが動きがあった。
 藤枝市の書店から「お客さんから質問がありましたが,『安倍山系』を置いてある書店を教えてください。」という電話が来た。自分の書店に入れると経理が面倒臭くなるので,そういう措置を取ったのだろう。
 磐田市の書店から「磐田市の図書館が『安倍山系』の下巻を入れたいということなので・・・。」ということで,19時30分過ぎに納めに行った。
 掛川市の南部に住む方から「下巻が欲しい。」との電話。その人が指定する書店に納めに行った。
 静岡の書店から上巻がの注文が3冊入った。
 同じ書店からつい先日,上巻・中巻・下巻を5冊ずつの注文が入った。
 『安倍山系』は,やはり冬枯れの時期が合っているのだろう。
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