電車山行

 日守山~大平山は,電車を利用した。

 何か月か前から藤枝辺りまで運転しただけで苦痛を感じるようになったからだ。それなら同行のSさんと興津駅で待ち合せればよい。交通事故の確率がかなり低くなる。
 日帰りの乗り放題きっぷを買って三島までいく手もあるが,それではSさんに悪い。
 帰りも興津駅で電車に乗った。運悪く島田行きだった。
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 左が上り本線,右が下り線。東京方から来る下りならば,跨線橋の奥にある改札を出た所がホームだ。
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 先頭車両には,誰も乗っていなかった。青春18きっぷ愛好者から悪評名高いロングシート車。
 この日の朝,菊川駅で見た同駅発の岐阜行きは,数少ない313系クロスシート車だった。
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 興津と清水との間では確認することがあった。昭和30年代の僅かな期間だけ開設された海水浴時期の臨時駅・袖師の遺構だ。平成の初め頃にはまだ残っていたが,2009年に通った時は,わからなかった。しかし,いろいろなブログの類を見ると,遺構を確認できている人がいる。
 行きでは南側を見たがわからなかった。帰りには北側を見ることにした。僅かだがホームの跡があった。
 確認すべきことが確認でき,安心感もあってうつらうつらしていて,終点の島田と思って下りたら藤枝だった。ホームにいると寒かったので,橋上部分に上がった。すると,下に見えたのは保線車両。
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 最長でも12両か。私の大学時代は,12両でも超満員になったものだった。朝の運転本数は,その頃と比べてそれほど増えているようにも思えないので,9両の込み具合は,どんなものだろうか。まあ,夏季は完全冷房の現代がましというところか。
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