初めは,開催のあった前年だったと思うが,万国博覧会の財源に充てるために「15+5」「50+10」の「寄付金付き」で,2種類が発行された。
2度目は,万国博覧会の開会式があった3月,3度目は6月に,それぞれ3種類発行されているが,集めていた人にとってはかなり出費だったと思う。
当時は,人の生活に蓄えができた時代のようで,家で手軽にできる切手収集が人気だったようだ。買ってもらっても実際には使わない人が多かったので,郵政省としてはありがたいものだっただろう。
これは,テレホンカードやJR発行のオレンジカードについても言える。まあ,テレカとオレカは,使用炭の穴が空いているだけなので,切手の消印よりは「使用済み」という印象が小さいので,実際には使う人が多かったのだろうが。
前置きが長くなってしまったが,昭和45年3月発行の7円切手。
同じく15円切手。
50円切手。
3種類揃い踏み。