我が家のお宝-切符13

 日本で行われた最大の催しは,人によって意見が分かれるだろうが,私は,大阪での万国博覧会だと思っている。現在でこそ高速道路が全国展開をしているが,当時あった高速道路は,首都高速名神高速東名高速ぐらいのもの。万博への乗車輸送は,鉄道によるところが大きかった。団体臨時列車の充実を図るために12系客車が増備されたり,『エキスポこだま』という綱渡り列車が設定されたり,国鉄もいろいろ苦心したようだ。
 東海道新幹線は,それまでの12両から16両に編成を組み替えた。(その後,k一時期だけ「こだま」は12両に戻った。)
 下の切符は,「一時期こんな物もあったなあ。」という思いがする。
イメージ 1

 下は,バスの切符。
 田舎では,バス停の脇にある小さな商店で切符を扱っていることがある。左上と左下は,その商店で買い求めたと思われる。右上の切符にある「法多」は,法多線の終点であり,袋井三山の1つである尊永寺の門前町なので,券売所で買い求めたのだろう。
 右下の切符にある寸又峡温泉は,銀行に勤めていた父が出張で行ったのだと思う。金谷から大井川鉄道を乗り継いで,往復で1日掛かりだっただろう。
イメージ 2