安倍山系100コース1-賤機山稜南部

 『安倍のミックス』のことを書いた際にそれを期待する声があったので,全く無視する訳にもいかない気持ちになり,それが売り上げに繋がるならば,ということでぼちぼち紹介して行くことにする。
 順序としては上巻・中巻・下巻,さらにはそれぞれの本での紹介順だ。
 ということで,今回は,賤機山稜南部。この山稜名に使われている「賤」の字だが,一般には戦国時代の「賤ヶ岳の戦」で目にするくらいのものだろう。しかも,「機」の読み方の「はた」も「機織り」ぐらしいか無いだろう。もっとも,この山稜の近くに「麻機(あさばた)」という地名があるが。
 
 この山稜で最も高い標高は191.8m。縦走をしても100分しか掛からない。そこで,紹介されている14本の道すべてを1日で歩いてもらいたい。
 調査では登山口がどこにあるかわからない道が多かったので,稜線上の分岐から下ってみて登山口を確かめ,登り返してから稜線上の次の分岐でまた下って登山口を確かめて登り返すということを朝から夕方までやった。
 登山口の位置は,もちろんこの本に紹介されているので,稜線上の分岐から登山口まで下り,次の登山口までは下道を歩いて登り返すことができるので,そんなに労力がいる訳ではないだろう。
 体力作りになるし,『安倍山系』の調査方法を実感できる。これから5月上旬ぐらいまでならいつでも可能だ。
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