2日目にまず行ったのは国会議事堂。小学校の時の修学旅行で行ったかどうかを思い出せないが,テレビでよく見るせいか,初めて行ったという気はしない。
国会の駐車場付近にポスターがあり,前述の3人が載っていたのは「やはり」というべきか。
次に向かったのは上野公園。動物園をはじめとしていろいろな施設がある場所だ。
上野公園は,かつては浮浪者が数多くいたそうだが,今回もちらほらといたのは残念だった。
お昼時には上野公園のあちこちで昼食をとる修学旅行生がいて,それらの団体に弁当を届ける業者がひっきり無しに出入りをしていた。「連絡の行き違いがあったら大変なことになっているだろうに。」と思うと同時に,それが無いことに感心するばかりだった。
遠足の幼稚園児や小学生もいて,ある小学生の団体は,制服からしていかにもいい所の人たちだけが通う小学校という感じだった。
国立科学博物館の一角に蒸気機関車があった。「でごいち」として親しまれたD51で,日本の数多い機関車の中で最も数多く製造された型だ。ここに展示される候補というと,他には「貴婦人」と呼ばれたC57と日本最大の機関車であるC62ぐらいだろう。
国立科学博物館は,国会議事堂を小ぶりにしたような威厳がある建物で,日本で最高水準の博物館らしく,展示内容は見応えがあり,じっくり見るには1日掛けても足りないと思われた。ある展示物の一角には今年のノーベル賞日本人受賞者に関わる説明があった。
なお,この見学中に三島市の書店から『安倍山系』下巻の注文依頼があった。