先日の出張6-国会議事堂と上野公園

 2日目にまず行ったのは国会議事堂。小学校の時の修学旅行で行ったかどうかを思い出せないが,テレビでよく見るせいか,初めて行ったという気はしない。
 議場の近くに「自民党室」「民主党室」といった部屋があり,議員数が多い党が議場に近い場所になっているとのこと。したがって,議員の増減によって部屋を引っ越すこともあり得ることになる。
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 国会議事堂内部の中央は,吹き抜け状になっていて,そこに4つの台座が据えられ,国会に深く関わった板垣退助大隈重信伊藤博文銅像がある。残り1つは,今後それに互する人物が出た時に据えられるそうだ。
 国会の駐車場付近にポスターがあり,前述の3人が載っていたのは「やはり」というべきか。
 板垣退助は百円札,伊藤博文は千円札に使われたのに,大隈重信が使われないのはなぜかと思って調べてみたら,諸説が紹介されていた。
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 次に向かったのは上野公園。動物園をはじめとしていろいろな施設がある場所だ。
 上野公園は,かつては浮浪者が数多くいたそうだが,今回もちらほらといたのは残念だった。
 お昼時には上野公園のあちこちで昼食をとる修学旅行生がいて,それらの団体に弁当を届ける業者がひっきり無しに出入りをしていた。「連絡の行き違いがあったら大変なことになっているだろうに。」と思うと同時に,それが無いことに感心するばかりだった。
 遠足の幼稚園児や小学生もいて,ある小学生の団体は,制服からしていかにもいい所の人たちだけが通う小学校という感じだった。
 国立科学博物館の一角に蒸気機関車があった。「でごいち」として親しまれたD51で,日本の数多い機関車の中で最も数多く製造された型だ。ここに展示される候補というと,他には「貴婦人」と呼ばれたC57と日本最大の機関車であるC62ぐらいだろう。
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 国立科学博物館の屋上から上野駅越しに見た東京スカイツリー
 国立科学博物館は,国会議事堂を小ぶりにしたような威厳がある建物で,日本で最高水準の博物館らしく,展示内容は見応えがあり,じっくり見るには1日掛けても足りないと思われた。ある展示物の一角には今年のノーベル賞日本人受賞者に関わる説明があった。
 なお,この見学中に三島市の書店から『安倍山系』下巻の注文依頼があった。
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