先日の出張7-東京スカイツリー

 東京スカイツリーには,漠然と「生涯行くことは無いだろう。」と思っていたこともあって,こうした形で行くことは考えもしていなかった。
 バスの中から見上げた東京スカイツリー
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 館内に入ってエレベーターで4階だか5階だかに行ったのだが,それはあっという間に着いた。その時に乗り合わせた小学生が「もう着いた。」と言っていたが,それはいくら何でも・・・。
 そこから別のエレベーターに乗った。エレベーター内では高度が示され,それがぐんぐん上がって行くものだから,乗っている客がそれを見て歓声を上げたが,気圧差から耳が痛くなる人も多かった。楽しさと困惑が混じる空間だった。
 展望台に着いて窓際に行くと,そこには別世界が広がっていた。東京タワーに行ったのは40年以上前のことで,その時の印象など覚えていないが,今回ほどの衝撃は無かったと記憶している。ともかくまさに圧巻の風景だった。
 すぐ下に見えるのは隅田川。中央左の金色の〇〇〇状の物が屋上にある建物は,アサヒビールとのことだが,これを立案した人は,さぞかし悔いているのではないだろうか。
 隅田川は,平安時代に書かれた『伊勢物語』の「あづま下り」の章に載っている。
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 北東方面の写真を撮ろうとカメラのファインダーを覗くと,何やら縦位置の黒っぽい物に気がついた。東京スカイツリーの影だ。時々刻々動くとは言え,その影に入る家は,冬の時期は大変だろう。
 我が家は,今年の夏に南側にある2階建てのアパートが取り壊され,この冬は日陰から解放されると思ったら,2週間ほど前に「今度お宅の南側に3階の建物を造ります。」と業者が挨拶に来た。やれやれ。
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 展望台の一角には,足下がガラス張り場所があり,そこに乗ることもでき,多くの人が度胸試しをしていた。
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  東京スカイツリーが最高の部類の観光地であることを大いに実感してから下った。
 その脚を写真で撮る人もちらほらいた。
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