先日の土曜日と日曜日は,山に行くことができず,『安倍山系』下巻のための略図作りをやった。
智者山のための略図は,作っておいたのだが,調査が進むにつれて略図の改訂が必要になり,1枚で済ませていた物を2枚に分けることにした。元々あった1枚は,今後に使うことは無いので,3倍の手間になってしまったことになる。
まず下描き。地図の上に置いた紙に鉛筆で線を描いて行く。あまり濃く描き過ぎると,後で消しにくくなる。この作業に30分ほど。作業の中で最も手間が要らない仕事だ。
次いでボールペンで清書をして行く。描き上げたのは,左下と中央左の送電線だけだが,これだけで約30分。
説明文の原稿と照らし合わせながらやって行く作業なので,とにかく時間が掛かる。さらに約2時間を掛けて下の図になった。
すべて描き上げるにはさらに最低でも4時間ほどが必要。それで終わりかというと,そうではない。説明文の原稿も手直しが必要になってくるので,それとの整合性を持たせるために略図も修正が必要になり,1枚仕上げるのに8~10時間が掛かる。
これの他に2枚を仕上げる必要がある。