里で見たもの

 山歩きをしていると山だけでなく,里でもいろいろなものを見る。
 まずは電気柵。里に出て作物を食い荒らす動物(猪・猿・鹿など)が増えたらしく,農家にとってはその対策を怠ることはできない。ここ5年ほどで静岡の山に近い場所では当たり前になった情景だ。
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 集落の周りをぐるりと取り囲むように設置してある場合もあり,設置業者としては仕事があってよいかもしれないが,人が入ることは無いような急斜面にもすべて設置してあるので.大げさに言えば命がけの仕事だ。これは,農業用のモノレール敷設の仕事についても言える。
 民家の周りにもぐるりとある場合,幼児がいる家では散歩させるのもままならぬことだろう。
 
 静岡と言えばお茶とみかんだが,みかん畑にみかんが落ちていることがある。豊作になり過ぎて価格暴落防止のための措置かどうかは知らないが.とにかく気になるところではある。
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 車道が行き止まりの大鈩集落を歩いていると,民家にこんな張り紙があった。いったいどれだけの人が見てくれるだろうか? 最奥にある大鈩不動尊の縁日が毎日28日にあり,いつもかなりの人が訪れるそうなので,そうした人を当て込んでのものだうか?
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 さらに奥には廃屋になった食べ物屋があった。縁日だけでは商売になるまいに。
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