山にへばりつく集落

 3日前の日曜日に『安倍山系』の調査で2箇所を巡った。静岡市には山の中腹にへばりつくような集落がいくつもあり,今回は,そのいくつかを見てきた。
 
 まずは,安倍川水系藁科川の支流にである黒俣川沿いにある上和田集落。最高所の標高は250mほどで,正確に数えてはいないが,おそらく15軒ほどだと思う。幹線のような道から僅かに登った所にあり,車で30分も走ればスーパーがある市街地なので,不便はあまり感じていないと思う。
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 次に訪れたのは,黒俣川の支流である氷川流域にある峰山集落。
 これが民家ヘの入口である。ここの標高は540mほどで,ここから標高差にして30mほど登った所に民家がある。とは言っても,現在では常駐していない。この入口付近にも常駐していないと思われる民家があり,現在でも住んでいるのは,5,6軒だと思われる。
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 現在も住んでいる民家の駐車場所。切り返しを何度もして車を入れたと思うが,車の後ろにある柵を突っ切れば転落だ。
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 この集落にある神社。お参りする人が果たして何人いるだろうか?
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 峰山集落から氷川の谷を隔てて北方にある蛇塚集落。標高は600mを越えているが,国道362号が集落の中を通っている。中央から左下に掛けてのガードレールがある道だ。この集落の一角にも小学校がある。
 下にある送電線の名称は,「川根清水線」。大井川筋にある川根発電所あるいは川根変電所と清水変電所を結んでいる。
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