金星の組み写真

 金星を昼に見るようになっていろいろな形を写真を撮るようになった。
 下の写真は,それらを組み合わせた物。要するに「金星の位相変化」で,金星の大きさと形の関係が非常によくわかる。使った望遠鏡は,大学の口径10センチの屈折望遠鏡。接眼レンズは,H・Mの25ミリだったと思う。
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 当時は,パソコンなんて便利な物は無いので,9つの写真を入れるための枠を作り,1つずつ写真を焼いて行った。ネガを1枚ずつ取り替えるので,9枚を焼きつけるのに15分ほど掛かったと思われる。
 各写真の下が上に比べて余地があるのは,そこに日付を入れるためだった。
 ともかくそのようにして送った天体写真は,だいたい努力賞をもらった。