隈なく乗る53-2

 原駅の300mほど東で踏切を渡った。右の側線は,保守車両を留置するためのものだろう。

 

 写真ではわかりにくいが,右奥にはこれから追うある物が見えた。

 

 踏切を渡った所に石材屋の石材捨て場があった。

 

 廃線跡に出た。

 この配線は,鉄道に詳しい方なら即座に「機廻し線」という言葉が浮かぶだろう。

 専用線の出発地である企業から機関車を先頭に付けて牽引し,駅にそのまま入ったのでは機関車が戻ることができないので,駅の手前からは推進で行くとなると,この辺りに機廻し線が必要ということだろうか。

 

 原駅方面にも廃線跡があった。

 

 枕木に固定するための犬釘が残っている。

 

 転轍機は動いたが,線路は動かなかった。