原駅の300mほど東で踏切を渡った。右の側線は,保守車両を留置するためのものだろう。
写真ではわかりにくいが,右奥にはこれから追うある物が見えた。
踏切を渡った所に石材屋の石材捨て場があった。
廃線跡に出た。
この配線は,鉄道に詳しい方なら即座に「機廻し線」という言葉が浮かぶだろう。
専用線の出発地である企業から機関車を先頭に付けて牽引し,駅にそのまま入ったのでは機関車が戻ることができないので,駅の手前からは推進で行くとなると,この辺りに機廻し線が必要ということだろうか。
原駅方面にも廃線跡があった。
枕木に固定するための犬釘が残っている。
転轍機は動いたが,線路は動かなかった。