武蔵小杉で南武線に乗り換えることにしたが,そのホームが「←450M」と示されていた。
川崎駅に着いた時には東海道本線の電車が動き始めていて,当初の予定とあまり変わらない電車が帰途につくことができたと思った。
しかし,大変な落とし穴があった。
すっかり眠りについて,起きたのは掛川駅で戸が閉まった直後だった。
仕方なく愛野駅まで行って引き返すことにした。
11-1でも書いたように,この日は寒波が訪れていて,待合室が無い愛野駅は,寒風が吹きすさぶ場所だった。
静岡県の在来線のホームには待合室が1つも無いようだ。島田駅に以前あった物は,いつしか撤去された。
熱海駅にはあるかもしれないが,JR東日本が半分入っている駅だから,純然たるJR東海ではない。JR東日本とJR西日本では,焼津駅や掛川駅程度なら当たり前の施設だ。
愛野駅にいた時間は20分弱で,2つ先の御厨駅まで行けば5分程度にすることができたが,途中で何かあれば大変なことになるので我慢した。
この日の乗車距離は,646.3kmで,10010円分。