清水港線の廃線跡1

 所用で清水に用があったので,ついでに清水港線廃線跡を訪ねてきた。
 清水港線は,昭和19年に敷設され,昭和59年に廃線になった。国鉄随一の黒字路線だった時期もあるというから驚きだ。貨物が主体の路線だが,貨客混合列車も走り,晩年は,朝の下りの客車が夕方に上りの客車となる,客を乗せる列車が最も少ない路線として知られたとのこと。つまり,日本一を2つの部門で取ったことになる。
 5両あった客車は,1両が廃線跡に展示されたが,最近になって老朽化から解体された。残る4両の内の1両は天龍浜名湖鉄道の天龍二俣駅に展示されたそうだが,これも解体されたそうで,3慮は大井川鐡道に現存するそうだ。
 写真は,終点の三保駅跡に残るホーム跡で,崩落防止のために周りが補強されたようだ。
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