この山名を見てどこにあるか浮かぶ方は,よほどの山通である。
15年前にある山を訪れた時に道標に書かれていたある山が気になり,いつか行きたいと思っていた。安倍山系の調査が入っていたこともあって,そのまま15年の年月が過ぎていた。
5月6日に歩いた以下の順を追っていく内に,どこにある山に行ったかを想像していただきたい。
と書きつつも,宿の名ですぐにわかる方がいるだろう。ある温泉地の最奥にあった宿の右奥に林道のゲートがあり,300mほど引き返してから歩き始めた。標高は,既に600mほどある。
新緑がまばゆいばかりで,咲いているのは???。
中央を流れる大柳川の対岸にある建物も源氏の湯の物なのか?
芽吹いたばかりの木々もあり,桜も咲いていた。
山吹の花が多かった。
15年前には先ほどのゲートもこのゲートも無かった。左へ五開茂倉林道が分かれる。
歩く私たちを尻目に林道の鍵を持っている人の車が入って来て,行く先に駐車していた。