東海道本線

旧石部隧道の遺構5

3日前に下り線の坑口がなぜかきれいであることを書いたが,上り線の坑口は,下の写真の通りだ。 どこかのブログに「竹輪にかぶりついた痕のようだ。」と書かれていたと記憶している。しかし,内部には煉瓦が整然と並んでいる様子がわかる。

旧石部隧道の遺構4

坑口に入る手前は,滑り易い土質で,ちょっと気をつける必要がある。隧道の中は,いろいろなブログで見て気になっていた。 中は,生活物資で埋め尽くされている感じだった。あるブログでは,住んでいた人と話をしたことが紹介されていた。しかし,最近にのプ…

旧石部隧道の遺構3

昨日は,神戸方の坑口がもっと先まで延びていたことを書いた。その証拠になる物が坑口の下に転がっている。写真では少しわかりにくいが,煉瓦によって造られた塊は,緩い曲線をなし,それがトンネルの内部の壁だったことを示している。 この遺構をブログなど…

旧石部隧道の遺構2

下の写真は,下り線(神戸方)の坑口である。ある方のブログでは,この断面についてある考察がされていた。要約すると「上り線(東京方)の坑口の位置から考えて,実際にはもっと手前側に延びていた筈で,この坑口の断面がすっきりし過ぎているのは不思議。」と…

旧石部隧道の遺構1

まず写真を見てもらいたい。 この遺跡ができた経緯は,多くのホームページやブログで紹介されているので省略するが,2つの坑口の手前に転がっている路盤跡が大崩の海岸浸食の凄まじさを物語っている。