2013-01-26 尾瀬 山の話題 #練習用 尾瀬には4度行ったことがある。 初めて行ったのは1986年で,所属していた山の会の企画で連れられて行った感じだった。当時は,山に登ることを目的にしていたので,平地(でもないが)を歩くだけの尾瀬に行くのは正直なところ興味が無かった。しかし,沼山峠から下った大江湿原にはニッコウキスケが咲いていて,花を楽しむ山歩きがあることがわかった。 その後は,水芭蕉の時期にも訪れ,再びニッコウキスゲを見たくなった。 まずは会津駒ヶ岳を訪れた。この日は,バルセロナオリンピックでカール・ルイスが走り幅跳びで3連覇を達成したことを告げていた。 会津駒ヶ岳から下って桧枝岐にあるキャンプ場で「8月も半ばになるとニッコウキスゲが咲いているか怪しい。燧裏ならキンコウカが咲いているかもしれない。」と予定を変更した。 燧裏の道は,御池から平凡に始まったものの,5分も経たない内に眼前の景色に脚が止まった。針葉樹に囲まれた湿原が,キンコウカで金色に輝いていた。 最後に訪れたのは1998年。ニッコウキスゲの時期を狙ったのだが,この年は季節の訪れが早く,ニッコウキスゲがほとんど咲いていなくて,広大な尾瀬牧場を歩いているという感じだった。しかし,雲と合い間って「尾瀬という小宇宙」という雰囲気を出してくれた。 木道と若い女性でいい感じの写真も撮れた。