塩尻まではJR東海の管轄だが,JR東日本の車両が乗り入れている。それで「湘南ライン対応型」の文字が札がある。「湘南ライン」とは,「湘南新宿ライン」のことだと思うが,列車によっては,走れない路線があるようで,他にも山手線を走れない列車もあるらしい。
中津川辺りまでは春霞が掛かっていたようで,その手前で見えなかった中央アルプスがようやく見えてきた。下段の黒い物は,運転士が置いた鞄で,全くもって邪魔だった。
他にも撮っていた人がいた。
寝覚の床を撮ったのは私だけだった。
この列車では,運転士も車掌も見習いだったようで,指導者がついていた。この時は,計4人が乗務員室に入るという密状態だった。
藪原辺りから雪が見えてきた。
前年12月に中央西線沿いの中津川・南木曽・木曽福島・奈良井で計4台の蒸気機関車を写真に収めたが,藪原駅近くにもあることを知った。確かに車窓からも見え,すぐ近くには森林鉄道で使われていた車両もあり,いずれ撮影に行くことにしている。