大段山

 大段山は,仮称「安倍山系三大藪山」の1つである見月山の南にある,あまり見向きがされない山である。山名を知っている人は,いわゆる藪山派に限られていると言えそうだ。
 頂上から少し離れた所に二等三角点がある。この三角点に敬意を表する意味で,『安倍山系』中巻では,見月山から敢えて独立させて紹介した。
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 頂上から少し北へ行くと送電線鉄塔がある。ここには,以前に東から往復した後に,西から往復したことがある。つまり,同じ山に1日2度登ったということだ。単独行だったので,車の都合からそうするしかなかった。下の写真は,南東の展望。中央左の双耳峰は竜爪山。右はそこから尾根続きにある若山。竜爪山から若山へは東海自然歩道が通っている。眼下に流れるのは安倍川。
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 西には大無間山(左奥)が見える。その手前は,たぶん二等三角点峰である権七。
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 送電線巡視路を辿って北西に下山した。
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