掛川駅南口には,僅かだがバス停がある。
明石まで行くというのが驚きだ。
掛川には東経138度線が通り,明石は日本標準時の指針となる東経135度線が通っているので,さしずめ「東経3度分の旅」である。経度1度は,概ね111kmなので,333kmの旅とも言えよう。
ちなみに,東海道本線~山陽本線で東京からの営業キロでは,掛川が229.3km,明石が608.9kmなので,379.6kmだ。
それはさておき,下部にある5年も前の日付の物が外される日はあるのだろうか。
22:56と23:03という時刻がちょっと気になる。
というのは,長距離のバスゆえ,5分程度早く着くこともあるかと思う。そうすると,22:56発と上の写真の23:00発,あるいは23:00発と23:03発が並ぶこともあろうかと思う。まあ,この場所に入れないことはないし,深夜ゆえ,他の車の邪魔になることはないだろう。
大須賀地区と掛川駅との間は,以前には直通のバスが走っておらず,大須賀地区の人は,袋井駅に出てから東海道本線で掛川に来たものだった。
それだけにこの直通バスはありがたいようで,朝夕には高校生で満員の便もあるとのことだ。
ちなみに,昭和40年代初頭までは,大須賀地区~袋井駅は,「日本一長い軽便鉄道」で知られる駿遠線である。
このバスは,空気を運んでいるような状態しか見たことがない。